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｢そんぎゅ､です｣
私が言うと
ウヒョンさんの目が､驚いたようににわかに広げられる｡
広がる沈黙に
波の音だけが響き
僅かに顔を上げると
ウヒョンさんの口が､何かを言いたそうに開かれ
…閉じられた｡
WH｢そう…か｣
ウヒョンさんの考えている事は､安易に想像がついた｡
犬が人間になるなんて
ありえない｡
そう考えているんでしょう？
ウヒョンさんの顔から､笑顔が消える｡
切なそうに､そんぎゅを見つめて
…きっと､重ねて見てるんだよね？
WH｢…ふ…ちょっと似てるな…｣
SK｢!!｣
驚いたそんぎゅが､初めて顔を上げて
薄く笑うウヒョンさんと目が合った｡
WH｢そんぎゅって…呼んでもいいですか？｣
ウヒョンさんのその言葉に
そんぎゅは､少し瞬きをしてから
嬉しそうに､微笑んで
SK｢…うん｣
小さく頷き
私もみょんす君も､嬉しさに笑みがこぼれた｡
そうしていたら
スタッフさんがみょんす君とウヒョンさんを呼びに来て
慌ただしく撮影が再開する前に､遠くからウヒョンさんが私達を振り返る｡
WH｢もう少しで撮影が終わるから､ちょっと待っててもらえませんかー？｣
最初は意味がわからなかったけど
終わってからそんぎゅとお話でもしたいのかな､と思い
ウヒョンさんに頷き返して､撮影が終わるまでそんぎゅと待つ事にした｡
防波堤にそんぎゅと座って､静かに海を眺めていたら
ふいにそんぎゅが口を開く｡
SK｢ウヒョナ…俺に気付いたかな…｣
｢…きっと気付いてるよ｡会えて良かったね…｣
SK｢ごめんね､A…｡ずっと､言えなくて…｣
｢ううん…｡会えて私も嬉しかった｡…そんぎゅは､ウヒョンさんに会っても…私の傍に居てくれるでしょ？｣
潮の香りを､肺いっぱいに吸い込む｡
少し前の私なら
そんぎゅはウヒョンさんの為に人間になったのだから､ウヒョンさんに出会ったら…私から離れていっちゃう｡なんて｡
不安になってたかも知れないけれど｡
SK｢ウヒョナは､俺が居なくても大丈夫｡今のご主人様は…愛してる人は､Aだけだから｡離れたりしないよ｣
こうやって､そんぎゅが思ってくれてるのを
今の私は知っている｡
｢ウヒョンさんと､いいお友達になれるといいね｣
SK｢また会えたらだけどね｡笑｣
会えるよ､きっと｡
だって､ウヒョンさんが
貴方に会いたいと願っているから｡
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かたつむり(プロフ) - 軌蘿さんの小説＝心のオアシス(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2013年2月19日 3時) (
レス) id: afd39e3b81 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» わぁー暴走しまくってまいましたーーーー(^q^)笑 妄想暴走…ライムみたいになってますね←笑 ぎゅの赤ちゃん､欲しいっ!!!!!!!← えへ､私が勝手に暴走しちゃったんですけど､そう言っていただけると嬉しいです~笑 (2013年2月18日 21時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» …本当ですか??(*ノ▽ノ)ぐふふ､それならもう少し暴走((ry ありがとうございます^^頑張ります~* (2013年2月18日 21時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - きゃ〜っ！！ギュたんの赤ちゃんできちゃうΣ(*ﾟдﾟ*)ﾊｯ!! ひとり妄想暴走…(笑) 軌蘿さん、ありがとう！女性ホルモン大放出だわっ☆(≧∀≦*)ﾉ (2013年2月17日 2時) (レス) id: afd39e3b81 (このIDを非表示/違反報告)
あやさん(プロフ) - 私的には、もう少し暴走OKですよ(笑)応援してます♪ (2013年2月16日 23時) (レス) id: eb2f3687e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軌蘿 | 作成日時：2013年1月4日 22時
