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口の中に広がる苦味。
コクリとそれを飲み込むと
そんぎゅが、荒い呼吸のまま、私へと視線を投げかけた。
SK「はぁ…っは…ぁ……。………の…飲んじゃった……の…??」
「ん…」
SK「…っ……ばか…」
顔を赤らめるそんぎゅが可愛くて、ついつい笑ってしまう。
それを見たそんぎゅは、更に顔を赤くして
また「ばか」と呟く。
私は仰向けに倒れ込んだままのそんぎゅに、そっと乗り上げた。
「…ん」
SK「…っ……こら、いきなり…」
「だって…そんぎゅ、すっごい躊躇ってるから…」
恥ずかしいから、そんぎゅから目を逸らして
少し…腰を前後に動かせば
そんぎゅは、ピクンと小さく体を跳ねさせて、目を眇める。
SK「Aの傷に障ると嫌なんだもん…痛くないの…?」
繋がったまま、器用に体制を変えるそんぎゅは、ゆっくりと私をベットへ倒して
覆いかぶさると同時に、私の両手をシーツへ縫い止めた。
「そりゃ…少しくらいは痛いよ…」
SK「………」
「けど…私は、そんぎゅに愛されたい…」
きゅっとそんぎゅの手を握り返した私は
上半身を起こして、すべすべのそんぎゅの頬にキスをした。
そんぎゅがしたみたいに、そのまま唇を、そんぎゅの白い首筋へと滑らせて。
ぺろりと舐めてから、弱くかじりつけば
そんぎゅは私の耳元で、小さく息を吐く。
SK「…気持ちいーから、ダメ…」
続けていたら、とうとう肩を掴まれてまたベットへと倒されてしまった。
「そんぎゅ…」
SK「今の俺…ちょー情けない…」
ぽすん。
耳まで真っ赤にしたそんぎゅが、私の横に顔を突っ伏して。
チラリと私を見て、また目を逸らす。
「ふふっ、かわいーね。笑」
SK「…笑っちゃダメ。響く…。笑」
「だって…。笑」
SK「ばか。……ゆっくりするね…」
「ーっ……んン…」
本当にゆっくりと動き出すそんぎゅ。
それだけでも、充分満たされる。
SK「痛くない…?」
そう心配そうに私の顔を覗き込むから
大丈夫だよ、って、微笑み返す。
SK「もう少し…強く動いてい??」
「ん…いいよ」
ぐっと、腰を掴んだそんぎゅは、もう余裕がなさそうで。
私は、そんぎゅの逞しい背中に腕を回して答えた。
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かたつむり(プロフ) - 軌蘿さんの小説=心のオアシス(((o(*゚▽゚*)o))) (2013年2月19日 3時) (レス) id: afd39e3b81 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» わぁー暴走しまくってまいましたーーーー(^q^)笑 妄想暴走…ライムみたいになってますね←笑 ぎゅの赤ちゃん、欲しいっ!!!!!!!← えへ、私が勝手に暴走しちゃったんですけど、そう言っていただけると嬉しいです~笑 (2013年2月18日 21時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» …本当ですか??(*ノ▽ノ)ぐふふ、それならもう少し暴走((ry ありがとうございます^^頑張ります~* (2013年2月18日 21時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - きゃ〜っ!!ギュたんの赤ちゃんできちゃうΣ(*゚д゚*)ハッ!! ひとり妄想暴走…(笑) 軌蘿さん、ありがとう!女性ホルモン大放出だわっ☆(≧∀≦*)ノ (2013年2月17日 2時) (レス) id: afd39e3b81 (このIDを非表示/違反報告)
あやさん(プロフ) - 私的には、もう少し暴走OKですよ(笑)応援してます♪ (2013年2月16日 23時) (レス) id: eb2f3687e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:軌蘿 | 作成日時:2013年1月4日 22時