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誰かが､私を呼んでる｡
悲しそうに､私を呼んでる｡
暗闇の中
その声のする方へと､目を向けると
そこには､眩しい光があった｡
｢A…｣
Aって…誰…??
｢A…目を覚まして…｣
眠ってるの…??
縋り付くような声の聞こえる光へ､手を伸ばす｡
触れかけた､その瞬間｡
｢どうして…約束を破ったの…｣
恨むような声に
体がビクンと強張った｡
…私……ｯ
約束…約束､守れなかった…｡
｢どうしてソンジョンの所へ行ったの…？約束したのに…｣
私が…傷付けた…｡
ごめんなさい…っ｡
また貴方を傷付けて…私…どうすればいいかわからない…｡
ごめんなさい…
ごめんなさい…
私はそのまま
光へ伸ばしていた手の力を抜いた｡
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目を開けると
目の前は真っ白な天井だった｡
なんだか…ずっと眠っていた気がする｡
起きようと体を動かす…が､体中に痛みが走り
それが叶わなかった｡
…何が起こってる…？
瞳だけ動かして､周りの様子を確認する｡
…病院みたい｡
と､体中が麻痺する中
左手に違和感を感じて､視線をそこへ向ければ
私の手を握りながら眠る､男の人が居た｡
誰だろう…｡
ボンヤリする頭｡
見覚えがないと､頭の中を探り
肝心な事に気が付いた｡
…私は､誰??
名前も､誕生日も住所も
何も思い出せなかった｡
どうしてこんなに怪我をして病院で眠っていたのかも､さっぱり思い出せなかった｡
焦る｡
起こしちゃ悪いけれど､この状況の事を聞きたくて
眠っている男の人に声をかけようとするけど
｢……っ…｣
舌を切っているのか､痛みのせいで話せない｡
考えて
繋がれていた左手に､僅かに力を入れてみれば｡
その男の人は簡単に､突然バッと起き上がって
｢…A…目が覚めたの…?!｣
そう言って､泣きそうに笑った｡
私はAって言うの…??
そう聞きたかったけれど
その男の人は
｢今お医者さん呼んで来るね｣
と､優しく笑って
病室を出て行った｡
その優しい笑み｡
どこかで見たことがあるの｡
けれど…
思い出せない…｡
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かたつむり(プロフ) - 軌蘿さんの小説＝心のオアシス(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2013年2月19日 3時) (
レス) id: afd39e3b81 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» わぁー暴走しまくってまいましたーーーー(^q^)笑 妄想暴走…ライムみたいになってますね←笑 ぎゅの赤ちゃん､欲しいっ!!!!!!!← えへ､私が勝手に暴走しちゃったんですけど､そう言っていただけると嬉しいです~笑 (2013年2月18日 21時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
軌蘿(プロフ) - かたつむりさん» …本当ですか??(*ノ▽ノ)ぐふふ､それならもう少し暴走((ry ありがとうございます^^頑張ります~* (2013年2月18日 21時) (レス) id: d11ace9e77 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - きゃ〜っ！！ギュたんの赤ちゃんできちゃうΣ(*ﾟдﾟ*)ﾊｯ!! ひとり妄想暴走…(笑) 軌蘿さん、ありがとう！女性ホルモン大放出だわっ☆(≧∀≦*)ﾉ (2013年2月17日 2時) (レス) id: afd39e3b81 (このIDを非表示/違反報告)
あやさん(プロフ) - 私的には、もう少し暴走OKですよ(笑)応援してます♪ (2013年2月16日 23時) (レス) id: eb2f3687e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軌蘿 | 作成日時：2013年1月4日 22時
