侑曰く性格が影山に似てるらしい【男主】

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魁斗side



中学最後の試合

それはもう最悪だった

特にセッター

俺がどんなトスでも打てるとは言った

でもあんなめちゃくちゃなトスがあるか

長すぎたり、短すぎたり

極端すぎんだよ

それが腹に立って言った



『おい、ちゃんとトス上げろよ』

「は？どんなトスでも打てるんじゃないの？















"セッターの操り人形"」

『その名前辞めろ』

「だってホントの事じゃんwな？」



そう言い周りの奴に問いかけた

他の奴らも俺の事そんな風に思ってたのかよ

馬鹿らしい

結局その後は負けた

当たり前だ

ギスギスした空気の中でやったんだから



侑「ちょちょ、"セッターの操り人形"ってなんやねん」

『どんなトスにも合わせるから、らしいです』

角「なるほどね」

『俺はその名前嫌いです』

侑「俺も嫌いやわぁ、その名前もそれ考えた奴も」

治「同感」

角「それ考えた人センス無さすぎでしょ」

侑「せやな」



本当にそうだと思う

センスが無さすぎる

もっとかっけぇやつ付けてくれりゃ良かったのに←



北「でも今は【狐の牙】っちゅうかっこええ名前があるやん、自信持ってええんやで」

侑「北さんの言う通りや！"セッターの操り人形"やなくて！"狐の牙"っちゅうかっこええ名前背負って堂々としとればええんや！」

監「話は終わったか？もう時間や片付けぇ」

「「「うす！」」」



その後は片付けをして

侑さんたちと帰り道についた



『先輩』

「「「？？」」」

『俺、稲荷崎に来れて良かったです』

侑「ﾌｯﾌ、俺も魁斗くんが稲荷崎来てくれて嬉しいわ」

治「同感」

侑「サムさっきからそれしか言うとらんやん」

治「同感しとるだけましやろ」

侑「どゆことやねん」

治「角名は？」

角「いるんだけど」

侑「影薄いなぁw」

角「黙れ」

治「怖っ」

『.....』



本当にここ(稲荷崎)に来れて良かった



角「あ、今笑ったでしょ」

侑「はっ！？ちょっ俺にも見せて！」

治「写真撮ってないん？」

角「ごめん忘れてた」

侑「なんでこうゆう時だけ撮ってないん！！」

『...笑ってましたか？』

角「え、うん、笑ったって言うか、楽しそうな顔してた」

『...マジすか』

侑「ん〜、俺も見たかった〜！」

治「うっさいわボケ」

番外編«＊»→←・

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