ひーろーたち【njsj】

16.甘えたな彼女／dtc ページ34

あなたが彼に甘えてみたら…


・伊波ライ

「えっ！かわいい…」
ソファでくつろぐ彼の腕にあなたの腕を絡ませると、彼は一瞬びっくりした声を出します。しかしすぐに口元を押さえて本音を漏らしてしまうでしょう。
あなたに甘えられたり頼られたりするのが好きな彼は、とことん甘やかしてくれます。
「ふふ、今日は甘えたさんなんだね。」
よしよし、と頭を撫でる彼の手は相も変わらず優しくて暖かくて。今日は彼に身を委ねてみるのもありかもしれません。



・小柳ロウ

「ｯは、？」
あなたが急に抱きつけば、困惑の声を漏らします。
「なに急に」
少し鬱陶しそうな声でそう聞かれるので、あなたが『そういう気分だから』と答えれば
「ふーん」
と素っ気ない返事をされます。でもあなたが彼から離れようとすれば、彼はあなたの腕を引いて抱きしめてくれるでしょう。今度はあなたが困惑する番です。
「…そういう気分、なんだろ？」
彼はあなたの髪をさらさらと撫でながら、しばらくそのままの状態でいてくれるでしょう。



・星導ショウ

「あれ、珍しいですねくっついてくるの」
スマホをずっと見ている彼の肩にあなたが頭を乗せれば、物珍しそうにそう言う彼。でも彼はスマホを見ることはやめないので、あなたが気を引こうと頭をぐりぐり押し付ければ
「ちょっと、くすぐったいです」
とあなたの頭を軽く押さえてきます。やっとスマホを置いた彼はあなたをじっと見つめて
「…何かあったんですか？」
と普段と様子の違うあなたを心配してくれます。
「甘やかすの得意じゃないけど、A相手ならまあ……」
そう言ってから彼は両腕を広げてくれます。
「…来ないの？」
彼の気が変わらないうちに、たくさん甘えましょう。



・叢雲カゲツ

「……へ、」
あなたが彼にハグを要求すれば、彼は間抜けな声を出して。
「ええよ、…はい」
彼は戸惑いの表情を見せますが、しっかり抱きしめてくれます。あなたから要求されることに慣れていないだけなようです。
「今日は甘えたい日なん？」
と聞かれるので、あなたが頷けば
「Aいつもボクのこと甘やかすときめちゃめちゃ褒めてくれるし、今日はボクがAを褒めればええんやな」
と1人で納得します。
「Aはほんまに可愛いし、ボクのこと大切にしてくれるし、ボクの話笑って聞いてくれるし、……全部好きやで」

／oes→←／oes

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す