/akg,sik ページ31
・赤城ウェン(同棲してる)
「あっA〜!ハッピーバレンタイン〜!」
朝起きると、リビングから甘い匂いがした。もしかしてと思ってリビングへ向かうと、やはりぎゃうが美味しそうなものを作っていた。
『おはよウェンくん、朝早いね』
「ふふ、Aのことびっくりさせたくて早起きして頑張ったんだよ?」
じゃじゃーんとセルフ効果音をつけながら彼が見せてくれたのは、美味しそうなパンケーキ。フルーツやチョコソースが付いていてとても美味しそうだ。
『ありがとう』
「どういたしまして〜、食べよ!」
にこにこと楽しそうな顔をする彼を見て、こちらも楽しい気持ちを分けてもらっている気分だ。彼の笑顔は癒しになるなあとつくづく思う。
『!おいしい』
「ほんと?よかったぁ
気合い入れたらちょっと甘すぎちゃったかもとか思ってたんだけど、、」
『そんなことないよ、ちょうどいい』
そう返事をすれば、彼はまた上機嫌そうに笑った。
『そういえば私からもあるんだよね、チョコなんだけど』
冷蔵庫に入れて置いた手作りのチョコを渡すと、彼はわーいなんて言いながら嬉しそうにそれを見つめていた。
「好きな子からバレンタイン貰えるとか、幸せすぎて僕どうにかなれそう」
あまりに真剣な顔をしてそう言うので、思わずふきだしてしまった。
私もだよ と言うのはまだもう少し先の話。
・佐伯イッテツ(学パロ)
「……はあ」
朝から隣で憂鬱そうなため息をつく佐伯くん。
隣の席になって少し仲良くなって、そして少し気になっていて。
『どうしたのため息ついて』
「今日2月14日じゃん、?俺の友達みんなチョコとか貰っててさあ」
『…佐伯くん貰ってないの?』
そう訊くと、図星をつかれたのか彼は少し抵抗しながらも頷いた。なんか申し訳ない。
『なんかごめん…
でも安心して。そんな佐伯くんにプレゼントだよ』
そう言って私は鞄からラッピングしたお菓子を出した。市販のものをいくつか詰めただけのものだけれど。
「え、……え?まじで…?俺に?人違いじゃない?」
『面と向かって人違いするわけないじゃん』
「いやまあ、うん……え????」
『ハッピーバレンタイン』
そう言って半ば押し付けるように渡すと、彼は目をぱちくりさせて暫くそのお菓子たちを見つめていた。
「…ありがとう、!すっげえ嬉しい」
そう言って彼は満面の笑みを浮かべた。
これを機にもっと彼と距離を縮めれますように、なんて願いを込めて私も微笑み返した。
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にゃみ - こんなに早く書いて下さりありがとうございます🥺めっちゃくちゃよかったです🥺🥺頑張ります頑張れます!ありがとうございました!これからも見させていただきます♥️ (2月14日 2時) (レス) id: a7e951352a (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - にゃみさん» くすぐり合いっこ、ぜひ次回の更新時に書かせていただきます!素敵なリクエストありがとうございます!!🥹大学勉強など色々大変かと思いますが無理せず頑張ってください…! ❤️🔥 (2月7日 0時) (レス) id: 075899a0c9 (このIDを非表示/違反報告)
にゃみ - めちゃくちゃ大好きです🥺🥺更新いつも楽しみにしています✨️もし宜しければ、くすぐり合いっこ的な感じのシチュエーションのリクエストをお願いしてもいいでしょうか?全然遅くなっても大丈夫です!これを糧に大学頑張ります…! (2月6日 0時) (レス) id: a7e951352a (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - ^ - ^さん» コメントとリクエストありがとうございます!🙇🏻♀️💞隣の席、次の更新で書かせていただきます!これからもどうぞよろしくお願いします🫶🏻 (1月7日 1時) (レス) id: 075899a0c9 (このIDを非表示/違反報告)
^ - ^(プロフ) - めちゃくちゃ刺さりました…😭😭😭大好きです🫶もしよろしければ学パロで隣の席のorsお願いできませんでしょうか…?これからも応援しております…🫶🫶 (1月6日 21時) (レス) id: 217d0834ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪兎 | 作成日時:2024年1月4日 17時