ひーろーたち【njsj】

1.好き／dtc ページ1

『好き』と言ってみたら…



・伊波ライ

「え、えっ？！！」
とりあえず目をまん丸にして驚いてくれます。
あまりの可愛らしい反応にあなたが笑うと、
「えっ、あ、嘘だった…？」
と心配そうに聞いてきます。嘘じゃないよと伝えてあげましょう。そうすれば彼はたちまち花が咲いたように笑顔になり、
「俺も好き、だよ！！」
と抱きしめてくれます。



・小柳ロウ

「……は？寝ぼけてんの？」
疑ってきます。まさか好かれていると思っていなかったのでしょう。寝ぼけていないと伝えてあげると
「……ほんとに？」
とさらに疑い深い目を向けてきます。その頬は少し赤く染まっているように見えて。
ほんとだよと言ってあげれば、軽くため息をついて
「まぁ、俺もだけどな」
とか細い声で、でも少し口角をあげて言ってくれます。



・星導ショウ

「ありがとうございます」
サラッと、まるで普通の会話だったかのように返してきます。勇気を出したあなたは少しキレ気味にわかってるでしょと問い詰めますが、
「さあ、なんのことでしょう」
ととぼけ始めます。あなたが本格的に怒りそうになると慌てて
「すみません。ついAさんが可愛らしくて」
と困り笑顔で言ってくれます。
「俺も好きですよ」



・叢雲カゲツ

「えぇ？ほんま？」
照れたように笑いながら聞いてきます。可愛いです。
あなたが本当だと伝えると、さらに笑顔になって
「ありがとう。僕もAのこと好き」
と言ってくれます。あまりにすんなりなので"好き"の意味を履き違えてないか？と心配になりますが、安心してください。
この出来事があった夜、彼はベッドに入った途端
「うわああぁぁぁあぁ、まじで…？」
と悶えています。

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