第9場面 ページ12
語り：�睫斃彩�
有岡くんから来た、光くんの記憶が戻ったという内容の一斉送信メールを見て、俺は急いで病院へ向かった。
「光くん！」
光くん「�睫據�」
有岡くんと伊野尾くん「�睫據繊�」
そこには、涙と鼻水でぐずぐずになった有岡くんと伊野尾くんの姿があった。
「ふ･･･2人とも･･･。」
光くん「この2人、俺が思い出したとたんに号泣し出して。びっくりしたよ。」
有岡くん「だって･･･、すっごく嬉しかったし･･･。」
伊野尾くん「俺も･･･。」
光くん「気持ちは分かるんだけど、とりあえずその大量の鼻水何とかしてくれない？」
有岡くんと伊野尾くん「ごめん･･･。」
「ふふふっ。」
2人が病室のボックス・ティッシュで鼻水をかんでいるうちに、ほかのメンバーも光くんのもとへ揃った。
薮くん「光、ホントに良かったな。」
裕翔「もし退院できたら、また9人で活動できるね！」
知念「これでホッとしたよ。」
圭人「涙が出そうなくらい嬉しい！」
光くん「薮、裕翔、知念、圭人、ありがとう！俺も思い出せて嬉しいよ！」
山田「後日、龍太郎も来るみたいだし、そしたらもっと色々思い出せると思うよ。」
知/裕/圭/有/俺/伊/薮「え？！龍太郎が来るの？！」
山田「そうだよ。」
「いつ来るの？」
山田「まだ分からないけど、来るのは確かだと思うよ。この間慎太郎と見舞いに来たときに、龍太郎が会いたがってるから次来たときに連れてくるって、慎太郎が言ってたし。」
「そうなんだ。来る日程が分かったらまたメールくれよな。」
山田「はーい。」
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作者名：如月ちゃい | 作成日時：2016年8月9日 18時
