【Tale of JUMP】イエロー・ライト～失われた記憶～ (ページ2)

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第2場面ページ2

語り：薮宏太

光が事故に遭った。
出血がひどくて意識が無い。

さっきまで光と一緒に居たという慎太郎から電話でそう聴いたとき、俺は愕然とした。
俺はすぐに病院へ向かった。

病院に着くと、慎太郎だけでなく、ほかのJUMPメンバーも揃っていた。

「光の容体は？」

知念「まだ意識が戻ってない。」

山田「頭の出血がひどいみたいで。」

ガラス越しに見えるICUには、頭と右足に包帯を巻かれ酸素マスクをつけた光が居た。

「かわいそうに･･･。痛かったろうな･･･。慎太郎、詳しく教えてくれ。光に何があったのか。」

俺が促すと、慎太郎は涙ながらにその時の状況を話してくれた。

「･･･そうだったんだ。」

慎太郎「何で･･･。何で光くんがこんな目に･･･。」

俺たちも同じ気持ちだ。
光、早く目を覚ましてくれ･･･。