見返す。２ (ページ40)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:82,194 hit

９０話ページ40

A「歌声の外側の部分はすごくきれいに聞こえた。だけど、中身はっすっごい不安そうだった。どこか苦しそうな、怖がってるような、感じでした。」

JS「...また難しい言い方するなー笑笑」

A「ごめんごめん笑笑んー、歌うことに対して恐怖心を抱いてる見たいに聞こえた。」

JS「歌声でわかるんだな、実は、恐い、歌うことが、」

A「何でですか⁉」

JS「俺、Twitterですっごい叩かれてて、その中でも歌聞きたくないとか言われてから、練習で歌うときは出せるのに本番になると声が出せなくなる。」

A「そうだったんだ、」

JS「ヒョンビニが今俺と同じ環境だから助けてあげないとって思ってるんだけど、自分のほうが壊れてしまいそうで、」

A「だからこんな時間まで歌ってたんですね、」

JS「ああ、」

認められない悔しさ、

夢を否定される悔しさか、

A「ちょっとキツいこと言うかもしれないですけど、ヒョンはまだ国民プロデューサーに認めてもらってないんですよ、これはヒョンビンも一緒だと思うんですけど、その恐怖心を克服しないとこの先耐えれないと思います。それに今回のミッションがチャンスだと考えればいいんですよ、」

JS「チャンス？」

A「ヒョンの歌声はヒョンが思える以上にきれいなんですよ!!だからこの歌声を聞かせたら一発ですよ‼」

JS「だから、声がでないんだって、」

A「僕は、そういうとき目を瞑って歌います。僕の前には誰もいないから気持ちよく歌えるんです、これでイスマン氏に誉められたから大丈夫ですよ‼」

JS「イスマン氏は強いな、」

A「この瞬間を耐えないと、これで最後のつもりなんですよね？」

JS「ああ、」

A「恐いままで終わらせたら絶対許しません‼笑笑」

JS「おう、ありがとな、」

A「僕も歌っていいですか？」

JS「一緒に歌お‼」

・

人は、必ず挫折するとき自信がなくなるときが来る。
ヒョンはそれがちょっと遅かったのかな?

いや、私が早すぎたんだ挫折を味わうのが、

JS「A!!何でボーカルにしなかったんだよ‼」

A「ダンスがやりたい気分だったからです‼」

JS「もったいないな‼笑笑」

・

あーデビューしたいな、

男じゃなくて、女として、

オンニたちとデビューしたかった。