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峰子「ゲームを始める前に
まずリングを回収するわ。」









ゼロ「え?」






ゼロさんは少し戸惑いながらも、
黒服さんの持つ黒い箱の上に

リングを差し出し、置いた









峰子「では、新たな対戦相手のために
もう一度ルールを説明するわね」









そう言えば、板にのった4つの箱が運ばれてきた

これは……?









峰子「今、前に置かれた4つの箱には
あなた達が獲得したリングが、ひとつずつ入っている」









黒服さんが、見本として
箱にさっきと同じ音を立てながらトンカチを下ろした




割れてしまっている箱を退かせば、
ペタンコになっているリングがあった









峰子「この箱は簡単に壊すことが出来る。
だから箱を守る方法として8枚の鉄板入りのふた、ガードをあげるわ」






ゼロさんの横にある小さなテーブルに
数枚のガードが入った箱が置かれた




それを1枚手に取ると、
ガードをいろんな角度から見ている









峰子「中にセットしても見た目だけでは
どの箱にガードが入っているか相手にわからないようになっている。」






箱とガードを両手に、みんなへ見せるようにすると
2枚を重ねてセットし、再びトンカチを下ろした




鋭い音がしたけど
その2つをどかすと、リングは無事だった









峰子「ガードは使い捨て。
要は自分をガードで守りながら、相手のノーガードを見破るっていうゲームよ。

相手の箱をハンマーで叩き壊して、
先にひとつでも中のリングを破壊できたものを勝者とします。」





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あんず(プロフ) - ヴィクトリアスさん» そうなんですか!ご期待に添えず、申し訳ございません……。 (2018年10月28日 23時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリアス - そうなんですか。私、デビュー組のファンなんですけど、お話を読んでいて少し気になったのでコメントさせていただきました。 (2018年10月28日 23時) (レス) id: 9ea0283388 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ヴィクトリアスさん» はじめまして!ありがとうございます!担当様のお名前を出すのは控えさせて頂きますが、この標くんを演じている佐藤龍我くんではないです! (2018年10月27日 13時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリアス - はじめまして!お話すごく面白いです! いきなりですみません、あんずさんの担当様は、誰ですか? (2018年10月16日 21時) (レス) id: 9ea0283388 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - おいねっちさん» 終わっちゃいましたね...。分かりました!ご期待に添えるかわかりませんが、これからもよろしくお願い致します! (2018年9月24日 21時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんず | 作成日時:2018年8月26日 23時

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