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「なんか、変な感じするね、」
久しぶりに室内で寝るの。
私がそう付け足す
標「そうだね」
「……ついに、標も王へ…」
このゲームの中でも
このゲームの外でも
距離がどれだけ近くたって、
標はいつも遠い存在にいる気がする
標「……世界を変えるよ。僕は」
「うん、」
標「Aは、ついてきてくれる？」
「もちろん」
私には何もないって思ってた
でも今は違うんだ。
私には、大好きな標がいる
「王になっても、王じゃなくても、
私はずっと標のそばにいる。」
さっきも同じようなことを誓ったけど、
何回も言ってしまう程、彼に私を信じてほしいんだ
こんな広いお部屋で
なんにもせずにいるのが心地悪くって、
一応設備されている冷蔵庫を覗いてみた
標「A……」
「ん？」
あ、オレンジジュース入ってる
お水に、お茶に、りんごジュースまで。
……ちゃっかりメロンパンも、冷蔵庫の隣においてあった
標「ありがとう」
「え？、どうしたの？急に、」
いつも ありがとう だなんて、
絶対言わない彼が、感謝を伝えてきたのがなんかおかしくて
振り向いたら
「きゃ、」
後ろから抱きしめられた
標「Aがいて、本当に良かった」
「……」
ぎゅー、ぎゅーって
私の存在を確認するように……。
彼も、大人達からの大きいプレッシャーに
1人で耐えていたのかな
彼は、背中越しで伝わるほど暖かくて
この身体は今まで何度も命をかけてきたけど、
標は、しっかり生きてるんだなって。
「標？」
標「なに？」
彼の腕を解いて、
私は彼の胸に飛び込んだ
「今日は、いっぱい甘えて」
標「え？」
「いつも標は、なんか難しいことを考えてるでしょ？
でも、そういうことを一緒に考えられるぐらいの脳はないから、せめて私が標の休めるような所になりたいなって。」
「だから、今日は甘えてね？」
私に出来ることは、これぐらいしかないんだ
彼の甘えって、どんな形なのかわからない
それに、なんとなくだけど
標は人に甘えたことがないような気がする
だけど、私だけには甘えてほしいんだ
標「じゃあ、」
彼の胸から顔を上げる
そしたら私をみる標の顔が、とっても近くに見えた
標「今夜は、一緒に寝て」
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あんず(プロフ) - ヴィクトリアスさん» そうなんですか！ご期待に添えず、申し訳ございません……。 (2018年10月28日 23時) (
レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリアス - そうなんですか。私、デビュー組のファンなんですけど、お話を読んでいて少し気になったのでコメントさせていただきました。 (2018年10月28日 23時) (レス) id: 9ea0283388 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ヴィクトリアスさん» はじめまして！ありがとうございます！担当様のお名前を出すのは控えさせて頂きますが、この標くんを演じている佐藤龍我くんではないです！ (2018年10月27日 13時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリアス - はじめまして！お話すごく面白いです！ いきなりですみません、あんずさんの担当様は、誰ですか？ (2018年10月16日 21時) (レス) id: 9ea0283388 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - おいねっちさん» 終わっちゃいましたね...。分かりました！ご期待に添えるかわかりませんが、これからもよろしくお願い致します！ (2018年9月24日 21時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年8月26日 23時
