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・
「や、っ、」
頭を揺らしたり、暴れたり
抵抗を試みるけどそんなの、男の人の力に勝てるわけない
私は、一方的に唇を押し付けられる
覚悟を決めたって、嫌なものは嫌だった、
「っ、ぁ、」
本当に、唇を押し付けられる
ただのライトなキスだけど
合わせられている時間が長くて、
唇から伝わる相手の温度が妙に熱くて、
……きもちわるい、
「標、」
私のこぼした彼の名は
だれにも受け取られず、この部屋に消えた
・「標くんの名前呼んだって、
お前んとこにはこねぇーよ！」
・「お前は見捨てられたの！
使えねぇし、なんも出来ねぇからな！」
うるさい、
分かってる、そんなことぐらい。
あなた達に言われなくたって、
とっくの昔に自覚してるし。
でも、その言葉たちは
思いのほかに私の心を刺してくる
も、やだ、
目に、水滴が溜まっていくのを感じる
もし今、誰か知らない人たちに助けられたって、
ここを出て、標と一緒にいられないなら
……生きている意味なんて、ない。
だけど、、、、、！
それでも、生きたいと願うのは、、、
心のどこかで、標と仲直り出来ると
思っているからだろう
心のどこかで、標が助けに来てくれると、
期待をしてしまっているからだろう
再び近づくおじさんの顔を、
なるべく見ないように目を閉じる
そして、気持ち悪い唇が合わさる
こんな
彼は、またそばに置いてくれるかな、
そんなことを考えつつ、もう暴れるのをやめて、
時間が過ぎるのをただじっと待っていたら、
急に、ドンッと、ドアが開く音が響いた
・「なんだ！」
もちろん、それに反応して
数人がドアの前に立つ
逆光で誰がきたのかはっきり見えなかったけど
……見なくても、誰かわかった
ねぇ、なんでまた、助けてくれるの、？
標「どけよ」
・
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あんず(プロフ) - ヴィクトリアスさん» そうなんですか！ご期待に添えず、申し訳ございません……。 (2018年10月28日 23時) (
レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリアス - そうなんですか。私、デビュー組のファンなんですけど、お話を読んでいて少し気になったのでコメントさせていただきました。 (2018年10月28日 23時) (レス) id: 9ea0283388 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ヴィクトリアスさん» はじめまして！ありがとうございます！担当様のお名前を出すのは控えさせて頂きますが、この標くんを演じている佐藤龍我くんではないです！ (2018年10月27日 13時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリアス - はじめまして！お話すごく面白いです！ いきなりですみません、あんずさんの担当様は、誰ですか？ (2018年10月16日 21時) (レス) id: 9ea0283388 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - おいねっちさん» 終わっちゃいましたね...。分かりました！ご期待に添えるかわかりませんが、これからもよろしくお願い致します！ (2018年9月24日 21時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年8月26日 23時
