十一話 ページ12
そのまま表に出れば黒塗りの横長の車があった。
「 ベンツか。」
『 いや、黒塗りの横長の車ってだけでベンツと思い込むのは如何なものかと思うがベンツか。』
「 ベンツですねぇ。」
上から総悟、私、未来露だ。つーか、未来露もかよ。
何でお前まで参加してんだ。
「 いいえ、未来露様。これはベンツではございません。」
未来露の部下がそう述べる。
ぷっ、ベンツじゃねーじゃん、恥ずかしっwwww
と心の中で呟きながら未来露に目をやった。
「 いや、これはベンツでしょう。えぇきっとそうです。」
何時までそのネタ引っ張るんだよいい加減早く
車に乗りやがれコノヤロー。
そう思い立ったが早いか未来露のケツを蹴って
車に押し込んでやる。
「 ベンッ、ギャァアアア 」
よし、私も乗り込むぞ。
「 (人1)、大胆な事するじゃねーか。」
『 いや、もうめんどくさかったし。多少荒い扱いしてもコイツらは私達にあまり口出し出来ん。』
「 まァ、そうですねェ。」
再び二人でやり取りをすれば全員乗り込んだのか
車が発進する。
目的地は、ターミナルだ。
暫くすれば目的地へと到着し、着いて来いと
言われたので着いて行けば、
『 ターミナルに、こんな場所があったのか。』
着いた場所は、薄暗い部屋の中。
広さは二十人程度で宴会が出来る広さだ。
まぁ、そこそこと言った所か。入れば部屋の奥
辺りに淡い光を発する、扇風機。
いや、プロペラがない輪っか状になった
扇風機と言えば分かるか。その輪っかが
人ひとりくぐり抜けれるくらいの大きさである。
うん、とにかくあれは扇風機だろ。
「 何ですかィ...ありゃあ。」
『 扇風機だろ。』
「 扇風機ですね。はい、起動して下さい。」
未来露が命令すれば部下がスイッチを入れ、
それを起動させる。機械音がしたと思えば
輪っか部分に妙な膜が張り巡らされる。
表面は水面のようにゆらゆらと揺らめく。
『 …なんだアレ。未来露さ、ってオイ！！何をする！！ 』
「 テメーら、何すんでィ。叩き斬られてーのか。」
その扇風機が起動したと思えば、周りに居た部下
達が私達の腕を拘束する。いくら私達が武術に
秀でていてもこうして拘束されてしまえば意味が無い。
「 ふふ、すみませんねェ。逃げられては我々も困りますので、ね？あぁ。ひとつだけ。一度ここをくぐり抜ければ暫くは戻って来られないので、悪しからず。.........やれ。」
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黒猫♪♪(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年2月3日 13時) (
レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 続きが気になって仕方ありません！！！ (2016年12月27日 22時) (レス) id: 7676931304 (このIDを非表示/違反報告)
磯辺もち - こんにちは！。わたし暗殺教室と銀魂大好きでこういう作品待ってました！。本当面白いです。これからも楽しみにしてるんで更新頑張ってください。応援してます！。長々とすみませんそれでは！(・ω・)ノ (2016年3月30日 20時) (レス) id: 7d9637dffb (このIDを非表示/違反報告)
血紅桜 - 超楽しみにしてますね！！(返信は大丈夫ですよ） (2016年3月26日 16時) (レス) id: b0ef7b1cd8 (このIDを非表示/違反報告)
きちせ(プロフ) - 血紅桜さん» おああああああ！！！！！！！！コメントありがとうございます！！応援して下さるとは感謝感激ひなあられです！！！(古い)オチはですねー、銀魂キャラの中から決めようと思ってまして、候補としては、真選組のメンバーから決めたと思ってますww楽しみにしてて下さい（（ (2016年3月26日 15時) (レス) id: 8c878fdf7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろくま | 作者ホームページ：
作成日時：2016年3月26日 13時
