理想の男ちょんじょんぐく ２

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JM side





JM 「 …どうしよう、僕。」


TH 「 んぁ？ 」


JM 「 ほんっとに馬鹿だ。」


TH 「 間違ったことは言ってないじゃん 」


JM 「 でも、Aっちのこと傷つけたと思うし

ジョングガが望んでないことかもしれないし。」


TH 「 …んーそれはなんとも言えないね

話し合いなって言うべきだったかも。 」


JM 「 …はぁ 」








どうして、僕はあんなこと言ってしまったのだろう

完全なる余計なお世話をしてしまった。








２人があのままの関係だとしても、

僕は口を出さず見守ることが役目のはずなのに。



口を出すとしても、

別れろ、なんて言っていい言葉じゃない。



テヒョナの言う通り、

しっかり話し合ってみてって言ってあげるべきだった。





なのになのに、

２人の邪魔をしてしまった。



あぁ、ほんとに何やってるの？









クガが本気でAっちを想ってることは

きっと僕が１番知ってるはずだし、理解してる。







だって、テヒョナが口を滑らせてしまった日

ジョングガが急に僕の家に来て、




「 俺、Aにとってはただの理想の男なんですかね。

それだけの男なんですかね。」




って、寂しそうに笑ってたもん。

傷ついてたんだよ。






そんなグガを見てきたから、

これ以上傷ついて欲しくなかった。








だから、Aっちにグガへの気持ちを確認したくて聞いてみたけど、

すぐに好きだと答えてくれなかった。


それどころか、

最後まで好きだと言ってくれなかった。







それに悲しくなって、

グガの苦しそうな寂しそうな表情を思い出して

何も考えずに思ったことをただ口に出して。





もっと考えるべきだった




クガのことを１番理解してるなら、

もっと他に言ってあげられる言葉があったはず。






最後の最後まで

力になってあげるどころか邪魔ばっかりして。






…僕はヒョン失格だよね






・

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