嘘だよって笑ってよ。 (ページ8)

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『 …お、お疲れ様です！』

YG 「おう、おつかれ」

一足先に休憩室に戻っていたミン先輩はもう学校の制服に着替え終わっていた

あ、この高校って賢いところだ。

YG 「 …なに？」

『あ、いや何もありません！ごめんなさい』

ジロジロと見てしまったせいか、変な人を見る目でわたしに声をかけてくる。

…そんな目で見られるなんてなんだか…やだな。

YG 「 …着替えてこねーの？」

『あ、着替えてきます！』

一切笑顔を見せないミン先輩に頭を下げて、休憩室を出ようとした時ちょうど店長のミナさんが顔を出した

MN 「２人ともお疲れさま！人足りてなかったからほんとに忙しかったでしょー？」

YG 「まぁ、あと２人くらい欲しかったすね」

MN 「あはは、だよね！笑ソクジンくんの代わりが見つからなかったのよ～」

…店長さんにまでそんな無愛想なの！？

でもミナさんは気にしてなさそうだし、これが普通なのか…。

MN 「ってことで２人にご褒美があります！」

『わぁ、何ですか？？』

MN 「ふふ、お腹すいたでしょ？まかないって言っちゃなんだけどサンドウィッチでも食べてって！」

『え！いいんですか！？』

MN 「もちろんよ！早く着替えておいで」

優しく優しく笑うミナさん

やった、お腹が減ってたからすごく嬉しい！！

YG 「俺は大丈夫なんで、失礼します」

MN 「もう、ユンギくんは可愛くないわね！！もう作っちゃったのよ、捨てるのも嫌だから食べなさいー！！」

YG 「 …ちょっ、」

やっぱり愛想のないミン先輩は帰ろうとカバンを手にしたけど、ミナさんがそれを許さず腕を掴んで強制的に連れて行くみたい。

わたしもはやく着替えてこよーっと！！

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