嘘だよって笑ってよ。 (ページ5)

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しばらくお話しして分かったことは、ソクジン先輩も高校生の頃からここでバイトを始めて大学生になった今でも続けてるってこと。

ちなみに大学１年生で、名の知れた所に通ってるってことはかなり賢いはず

かっこよくて、優しくて、頭も良くて、、

…ほんとに完璧なお方で尊敬します。

JN 「そういえば、どうしてここを選んだの？」

『 …あ、えっと…制服が可愛いかったので…。』

…もっといい答えがあったはずだよね。

面接の時に答えたようにすればよかった。

はぁ、やらかした。

絶対に呆れられたよ。

JN 「正直でいいね！笑」

『 …え、あの、はい。』

怖くて顔を見れなかったけど、笑ってる様子の先輩に少しホッとする

JN 「確かにここの制服可愛くて憧れるよね」

『そうなんです、とっても可愛くて。』

JN 「 Aちゃん、よく似合ってるよ」

『あ、ありがとうございます』

決まり文句のはずだけど、こんなにもサラッと爽やかに言われちゃうと素直に嬉しくなってしまう。

きっとソクジン先輩の周りには人がたくさん集まるんだろうなぁ。

嫌ってる人なんていないだろう。

JN 「わ、１時間近く喋っちゃったね」

『ほんとだ』

JN 「ふふ、そろそろ帰ろっか」

気づけば、差し入れのココアが冷たくなってる

…すっごく楽しかったなぁ

バイト先ここにして正解だ！

こんなに素敵な先輩に出会えたんだもん！

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