Messiah /K.Nozomu

Messiah#9 ページ9

望｢やっと言ってくれた…待ってやんやろ？
メシア｣





｢小瀧先輩っ…｣









心の中の何かが張り裂けた



私にはメシアがいたんだって







望｢約束ちゃうやん…ごめ、付き合えんから｣









小瀧先輩は女子2人にそう言った

すると女子はグチグチ言いながら去ってった









不意に小瀧先輩と目が逢う





｢私…その、、迷惑掛けて……すみません、｣



望｢大丈夫。安心しもう離さんから(ｷﾞｭｯ｣







小瀧先輩は泥まみれの私を抱きしめた


私には感情は無いと思ってた。







小瀧先輩が強く抱き締めれば抱き締めるほど


涙が出てきた






これは安心という感情






望｢A、、｣




｢Messiahは救世主



小瀧先輩は私のMessiah…そうなんｯ……？｣





望｢そうやで、やからずっと一生守る。
誓うで｣







小瀧先輩はまだ抱きしめたままでいた。









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