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#27 澤村side ページ27

時は流れ、11月。

俺たちの決勝戦や、吹奏楽部の全国大会などが終わって
次にやってきた行事は、


文化祭。









『あ、あれ食べたい!焼きそば!』

「もっと女子力の高そうなもの食べなよ」

『えー、だってお腹空いたんだもん!!』




入口付近でそう会話しながら
俺たちの教室に入ってきたのは、

月島と倉橋。








「おー、来た来た」


隣でそう言っているのは、スガ。


なぜか最近やたらとあのカップルに構いたがるスガは、

「月島ー!倉橋ー!」
とここから手を振っている。




『菅原先輩、澤村先輩!こんにちは!』

「…………どうも」


素直な倉橋は、ちょこちょこと寄ってきて
屈託ない笑顔を見せる。




……月島のオーラが、怖い。




「おい、月島怒ってんぞ」


コソッとスガにそう伝えるが、


「いいべいいべ!」

完全に楽しんでいるスガ。






俺は諦めて、焼きそば作りに集中した。



『わっ、澤村先輩かっこいい!』









……やめろ、倉橋


月島に殺される。






「俺は?」


こんなとき、スガの能天気さが羨ましい。




『菅原先輩もかっこいいです!』









なんだかんだで意気投合している倉橋とスガが話している間に、
どす黒いオーラを放った月島が

焼きそばを一つ注文した。




「お前も大変だな」

「まぁ」



焼きそばをトングで掴み、プラスチックのパックに入れる。



「紅しょうが、いるか?」

「いや、大丈夫です」

「これ、倉橋が食うのか?」

「はい」



輪ゴムを通し、割り箸を一応2膳さし
それを白い袋の中に入れる。



「お待ちどーさま」

「ありがとうございます」


俺は月島から500円玉を受け取り、焼きそばの入った袋を渡した。




「行くよ、A」

『あ、うん!』



倉橋は、俺たちに会釈をしてから月島に着いていった。







「なんの話してたんだ?」

「月島が一番かっこいいとかなんだとかっていう話をずっと聞かされてた」

「……お疲れ」

「おう」





.

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作品ジャンル:恋愛
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ひなせ(プロフ) - 自分の力で上行きましょうよ。 (8月17日 21時) (レス) id: d74b6f2649 (このIDを非表示/違反報告)
もちみるく - てけてけさんと同意見です、私も以前同じことを思い、調べたら他の作者さんが書いている小説と全く内容が同じでした。他にもパクリの小説ありますよね、?大事になる前にやめたほうがいいと思います…突然のコメント失礼しました (2020年1月11日 10時) (レス) id: 5b6bd6840b (このIDを非表示/違反報告)
てけてけ - 初コメ失礼いたします。単刀直入に申し上げますが、この作品はパクリではありませんか?2016年11月に別の作者さんが作成した小説と文面が同一であると思われますが。 (2020年1月9日 23時) (レス) id: 5fd92fefc5 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - スガさんのリア充許さんワロタww (2019年12月5日 21時) (レス) id: df09ac0ca3 (このIDを非表示/違反報告)
声優LOVE - 素敵でしたツッキー最高! (2019年10月21日 18時) (レス) id: 9abf804052 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たぴおかみるくてぃー | 作成日時:2019年7月3日 18時

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