After the Stories ~Before. Hogwarts ~ (ページ10)

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Chapter１ー8 ～Our Home2～ページ10

Dipper Side

ディ「A!!」

貴「え？あ、その、」

ディ「よかった、メロディーが探してたよ」

貴「メロディーが？」

なんでそんなに驚くんだ？

ディ「ずいぶん心配してたよ」

貴「・・・」

ちょ、なんで黙っちゃってんの？

ディ「ほら、早く帰ろう。もう暗いし」

貴「・・・どこへ？」

ディ「？」

貴「私はどこへ帰るの？」

そんなの、もちろん

ディ「うちだよ。僕らの」

貴「うん」^^

...こういう時ってどうすればいいんだっけ？

ディ「危ないから、ね」

気づいたら手を差し出してた

貴「？」

伝わってないの？

ぐい

貴「え？」

急に引っ張っちゃったけどこれでいいのかな？

『やっと笑ったね』ボソ

僕が１番いいたかった言葉は足音や葉がなびく音にかき消されたように感じた

空耳かもしれない

だけど確かに聞こえた気がした

『ありがとう』

たった今、初めて森が暗くてよかったと思った

自分がどんな顔してるかは想像ついたから

ディ「ただいま、A見つけたよ」

メロ「本当に？」

貴「ただいま」

メロ「心配してたのよ、一体どこにいたの？」

貴「あの、さっきのことは・・・」

メロ「あればあなたのせいじゃないわ」

そういってメロディーはAを抱きしめた

なのになんでAはただ驚いていて、切ない表情を見せるんだろう？

メロ「あなたが無事ならそれでいいの。もう二度と逃げ出したりしないでね、あなたは家族なんだから」

貴「えぇ」

メイ「これからお泊まり会やるけどくる？」

貴「いいの？」

メイ「人数多い方が楽しいじゃん。」

貴「じゃあ、よろしく。私はAよ、えっと・・・」

グレ「よろしく。私はグレンダ。こっちがキャンディ」

キャ「メイベルから聞いたよ、イギリスから来たんだって？すごくきれいな言葉使いだね」

貴「ありがとう」

メイ「じゃあ自己紹介も済んだとこだし、早く始めよ！新しいボードゲームがあるんだ！」

貴「ボードゲーム？」

メイ「あ、嫌だったらいんだよ、強制じゃないし」

貴「・・・たい」

メイ「え？」

貴「すっごくやりたい！前からやってみたいと思ってたの！」

これが彼女の本当の姿だったんだ

メイ「そう、よかった^^屋根裏部屋集合だよ！いこ！」

貴「えぇ、わかったわ。でも先にいっててちょっとやることがあるから」^^

...やること？