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M.S.side
体が、とにかく怠い
体の中は燃えるように熱いのに、なぜか寒気までして
もう自分の体がぐちゃぐちゃ
風「だめか…目、覚めちゃうな」
勝「寝付けなくてしんどいね…」
ふたりが何かを話しているのが、すごく遠くに聞こえる
変だな…ふたりとも近くにいるのに…
でもすごく遠くで話してる気がする…
勝「聡くん、分かる？大丈夫？」
あぁ…勝利がすごく心配してくれてる…
返事しなきゃ
ふたりに心配かけないようにしなきゃ
でも、体が重くて重くて声も出せないし動かすことも出来ない
しんどいよ…
辛いよ…
勝「聡くーん、大丈夫？」
風「…勝利、ダメだ。病院いこ。俺車出すわ」
病院…？
あぁ、ふたりともお仕事で疲れてるのに…
俺のせいで申し訳ないな…
風「松島ー、ちょっと頑張って病院行こうな」
風磨くんの大きな背中に乗ったところまでは覚えているけれど
そこからは本当に記憶が曖昧
いつもの先生に、診察してもらったこと
優しい看護師さんが点滴をしてくれたこと
断片的にしか覚えていなかった
聡「…っ…」
勝「聡くん？起きた？」
次に目が覚めた時は、家のソファーで横になっていた
聡「あ…」
勝「ん？どうした？」
割れたグラス、片付けなきゃ
ソファーで寝てる場合じゃないと、体を何とか起こした
勝「どうしたの？トイレ？」
洗濯も、お風呂掃除もやらなきゃ
勝「聡くん、危ないよ」
みんな、忙しいんだから
家事を完璧にやらないと、俺は本当に用無しになってしまうから
歩き出そうとしたけど、体は思うように動かない
ドン！！
勝「聡くん！！」
結局、二歩くらい歩いたところで
膝から崩れ落ちた
聡「…っ…」
やっぱり、俺は何にも出来ないんだ
みんなの方がずっとずっと忙しいのに
俺だけ体調を崩して
迷惑、ばかり、かけて…っ…
鼻がツンとなる
目の前の景色が、滲む
唇を噛んで、溢れるものを必死に堪えようとしたけれど
勝「どうしたの。大丈夫だよ、聡くん」
温かい手が背中に触れて、ついに泣いてしまった
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しょうれん好き - リクエスト大丈夫ですか?大丈夫でしたら、風磨くんが風邪をひいて寂しがりやになって健人くんに甘えてる小説を見たいです!よろしくおねがいします! (2021年4月11日 12時) (
レス) id: cb5096d4e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユミ - お久しぶりです。聡ちゃんが喘息で調子悪い中インフルエンザになってしまって。夜中に発作がおきて、皆を起こしたら悪いと、インフル移したら悪いと一人で何とかしようとして、重症化してしまい救急車で運ばれるのをお願いします。 (2020年1月9日 22時) (レス) id: a3ebf6f40d (このIDを非表示/違反報告)
らん - リクエストもし大丈夫でしたらけんとくんで喘息になる無茶して酷くなる。看病は菊池風磨くんでお願いします！！ (2019年12月22日 0時) (レス) id: f2719b31cc (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 再開ありがとうございます。リクエスト大丈夫ですか？勝利くんが盲腸になってしまうお話が読みたいです。できればよろしくお願いします！ (2019年12月14日 20時) (レス) id: 274be3cf06 (このIDを非表示/違反報告)
ちるちる - いつも楽しく拝見しています。リクエストいいですか？聡ちゃんがストーカー被害に遭う作品が見てみたいです。できれば宜しくお願い致します。 (2019年12月7日 21時) (レス) id: 91fe5fe640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マロン | 作成日時：2019年4月15日 14時
