迷子によくなる【ONE PIECE】 (ページ4)

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ミスタープリンス、私感激ページ4

意を決して部屋に入るとサンジが紅茶を飲んでいた

「ん？誰だ」

『て、敵じゃありませんよ！』

「そりゃ、見れば分かるけどよ」

会話している、会話を…！
画面越しでしかいつも見られなかったけど
この世界じゃちゃんといることになっている
って思うとほんと感動

「君はどうしたんだ？」

『えっとですねー、』

私はバレない程度に、おかしくない程度に嘘をついて事情を話した

「そりゃ大変だったな。ルフィに話して俺たちとしばらく一緒にいるか？」

こんか上手ことあっていいのかな
これ夢？ちょっとサンジ蹴ってくれませんかね。まじで。

『いいんですか？』

「そりゃおれもこんな可愛いお嬢ちゃんが近くにいて嬉しいしな」

もうほんと泣く。

「はっ…!!オイちょっと待て…!!おれぁ紅茶なんて…」

会話の途中でサンジが言う
このセリフが来たってことはクロコダイルからの電話があるってことだよね、

「じゃ、お嬢ちゃん。おれは今から戦ってくるから船の近くで待っていてくれ」

あ、船までは近くにいるとらが案内してくれるだろって付け加える

その時、プルルルルと音がする

「何だ？電伝虫じゃねぇか……!!」

ちょっと待っていてくれと、目で伝えてくるサンジ

「へいまちどこちらクソレストラン…」

電話にでてソファに腰掛ける

「Mr.0…」

そうサンジが呟く
ということは向こう側で動き始めるんだよね

こちら側が黙りこくっていると電伝虫から声が聞こえる

「ああ、任務は完了しましたよ」

少し会話をするとラッコと鳥が窓からこちらを見ていた

そして襲いかかってきた

あ、と声が漏れる
この展開を忘れてた私はビビった
だってサンジの戦闘が見れるんだもん(

数分戦った後、電話にうつる
私は感動してた、生でサンジの戦闘が見れるとか考えたことなかったから

サンジとクロコダイルが少し会話をすると電伝虫は切れた