44話 ページ6
＿エラーが発生しました。ゲームを終了します。
荘園に今まで聞いた事のないアナウンスが流れ、ゲームは強制的に終了した。
「い、一体何が起きてるの？」
わらわらとゲームに参加していた者達が、食堂に戻ってくる。
「こんな事、今まで無かったんだが…」
荘園の古株であるレオも首を傾げた。
困惑が食堂に満ちていると、突如乱暴に扉が開いた。
「リッパーはん？」
リッパーは、珍しく慌てたように息を荒らげて食堂に転がり込む。
そして、息も整わぬうちに一言告げた。
「Aさんの気配が……完全に消えました…」
それを聞いた瞬間、全員が様々な反応を示すのをリッパーは見た。
泣き出しそうな者、理解できていない者、混乱している者。
すると突如、ナワーブがリッパーに掴みかかった。
「てめぇ！冗談は大概にしろよ！！Aが消えたなんて…っ、そんな事…」
「ナワーブさん！やめて！」
エマが間に入った事により、争いは免れたが場の空気は益々重いものになってゆく。
すると再び、扉の開く音がした。先程よりも控えめに。
全員が注目した先には、大きな袋を持ったイソップがいた。
「カールさん、Aは……」
彼は暫く下を向いて、黙っていたがついに顔を上げ、か細い声で…しかしはっきりと告げる。
「Aさんは…消えました。僕の、目の前で」
でも、とイソップは続けた。
「僕が、彼女を直します。」
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イヴ(プロフ) - 最近素敵な小説ばっかりみてるから毎回目から汗がでてきます（？） (2020年8月4日 8時) (
レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - おお！御入学おめでとうございます！素敵な作品を完結させてくださりありがとうございました！！ (2019年9月14日 1時) (レス) id: cd897ac532 (このIDを非表示/違反報告)
10優 - 好き……ほんと好き、これ(語彙力) 続き待ってます。頑張ってください！ (2019年8月17日 2時) (レス) id: 9d99cb2590 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - うわぁあ…好きです…。イソップ君との約束は、そういうことだったんですね…。。いや、もう本当に好きとしか言葉が出てきません。。これからも応援しています..。頑張ってください！ (2019年8月14日 0時) (レス) id: 89b85d5207 (このIDを非表示/違反報告)
るりくん - たまらなく好きです！続き待ってます！ (2019年7月28日 23時) (レス) id: b495665938 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨々華 | 作成日時：2019年4月4日 23時
