無表情の私 (ページ20)

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黒子「だけど……信じて貰えなかったんですよね」

優しい瞳をした黒子くんと目が合う。目を見られるのは、
得意じゃないため逸らしてしまった

『そう……信頼関係が出来てますからとか言うくせに信頼関係なんか出来てないし私の話なんか聞こうともしなかったじゃない』

澤村「Aがバスケ部で何があったかは、知らないけど俺たちは、Aを傷つけない」

清水「えぇ、Aちゃんは真面目な子よ。それに誰よりも優しくていい子よ」

次々に色々とバレー部の皆が私のいい所を言ってくれてる
あぁ……みんな優しいなぁ……優しすぎるよ。涙が出てきた

『ありがとうございますっ。私が居ると迷惑じゃないですか？』

澤村「何言ってんだ」

菅原「迷惑じゃないべ！」

頭をくしゃくしゃ撫で回された。
温かいなぁ。

清水「今日は、私と一緒に寝よ？」

『良いんですか？』

清水「えぇ！」

花宮「コレだから天才は嫌いだ(ﾎﾞｿｯ」

そう呟いてからマコちゃんは、体育館を出た。

私は、あとを追いかけた。

『まって……マコちゃん』

花宮「なんだよ。もう、これから関わんな」

悲しそうな声でそんなこと言わないでよ。

『やだっ。何言われようと絶対関わる。』

花宮「迷惑なんだよｯ」

『なら、なんでそんな悲しそうな顔で悲しそうな声で言うの』

花宮「ｯうるせぇなァ」