無表情の私 (ページ19)

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火神「…ハァハァ…嘘だろっ」

結果は、18対6で私の勝ち

私も火神くんも息を切らしていた。

『ハァ…ハァ…キッツかった。でも、楽しかった』

周りを見たらキセキの世代も烏野のバレー部も居た

「…Aさん……相変わらず、凄いですね」

『…ハァ…ハァ…黒子さん…』

黒子「Aさん…お疲れ様です」

触ろされたら和ちゃんがすぐに駆けつけてくれた

高尾「Aっ。よく頑張ったよ。ゆっくり深呼吸して」

花宮「Aタオルとお水と薬飲めそうか？」

タオルを頭にかけて頷つくとお水とお薬を渡された

『…ありがとうッ』

慌ててみんな駆けつけてくれた。黄瀬を除いたキセキの世代と桃井さんと他のバレー部の人以外

澤村「A！！」

黄瀬「ホント凄いっスね。カッコよかったッス」

赤司「A……そんな事して許して貰えると思ったのか？」

黒子「赤司くん！！」

黄瀬「Aッチは、してないって何回言えば分るんっスか？」

青峰「煩いぞ黄瀬、黒子。」

『イイよ。涼太君、黒子くん。どうせ、何言っても無駄だと思うよ』

青峰「テメェ」

胸ぐらを掴まれ殴られると思い目をつぶった

澤村「ウチの部員に手を出すとは」

目を開けると殴ろうとしていた手を澤村さんが止めていた

田中「しかも女子に手を出すとは」

月島「そんな威嚇しないでくださいよバスケ部の方々がびっくりしちゃって可哀想じゃないですかぁ〜」

青峰「いい加減にしろよ」

私ばかり守られてちゃダメだ。どうにかしないと

『いい加減にして欲しいのは、私の方だ。』

睨みながらゆっくり立った。

桃井「そうよ！Aちゃんにいっつも命令してたしむしろ苦しめてたの。それにAちゃんが居なくなって武美ちゃんに頼んでも全くやらないから仕事量は、増えるし武美ちゃんは、皆からありがとうって言われたいから人の手柄は、取ってた。それに2郡の人達に自分の仕事を無理やりやらせてたの。」

桃井さんが取り乱しながらも伝えてくれた

緑間「なら、なんで伝えなかったのだよ」

『……それは、私が言わないで欲しいってお願いしていた。』

紫原「なんでなの？」

皆の視線が怖い。怖いけどチャンスは、この時だけ逃す訳には、行かない

『なんでかって？それは、キセキの世代や皆の事を信じていたから……だからお願いしたの』

この空気感が嫌いだ。怖くて怖くて呼吸が浅めになる