雪のように、儚い君を。~2~

エゴサーチ ページ43

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今日ドラマは早い時間の撮影で終わりで、その後みっちーとせっかくグルメさんのロケへ。

連日ドラマ撮影であんまり食べれてなかったから、美味しいもの食べるロケが楽しくて仕方なかったし、みっちーともどんどん仲良くなれて嬉しい。


せっかくグルメさんのロケの様子も、ドラマの公式SNSでたくさん載せてもらって、なにわ男子のファンの人もSnow Manのファンの人も嬉しいコメントをたくさんくれている。

だけどやっぱり、誹謗中傷も少なくない。
今回のドラマも私がキャスティングされた時点で、みっちーのファンの人達からバッシングがあった。


「はぁー。こんなの見ても仕方ないのになぁ。」

道「Aちゃん？どしたん？」

「わ、起きてたの？？ごめん、独り言でかかった？」


帰りのロケバスの中で、みっちーも寝てるしひまだなぁと思って、ついつい出来心でエゴサしてしまった。
そのせいで結局落ち込んで、自分がアホすぎて嫌になる。


道「エゴサ？そんなん見んときや？関係ないんやから。」

「わかってはいるんだけど、つい…。みっちーと共演できたの嬉しいのに、みっちーに迷惑かけちゃってるかもだね。ごめんね…。」

道「謝らんといて？なんも悪いことしてないのに…。」

「わーーごめんごめん！可愛いみっちーをこんなしょんぼりなお顔にさせちゃったよ〜。ごめんね？」


やばい、と思って空気を何とか元に戻そうと、みっちーの頭をよしよし撫でてみる。


道「Aちゃん…。」

「ごめんね。エゴサなんかするから悪いんだよねーほんとっ馬鹿だよねぇ。」

道「俺もAちゃんと一緒に撮影出来るのも、番宣出たり出来るのも全部楽しいし嬉しいよ？だから、一緒に頑張ろ。」

「みっちー、ありがとね。さすが男の子だ〜頼りになる。一緒に、頑張ろうね！」


みっちーの優しさが染みる。
年下の後輩に気を使わせて、結局エゴサのあと引きずって全然落ち込んだままで。

なにやってんだろなぁ、わたし。

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