甘ったるい ページ18
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阿「はーい」
「やっほ」
阿「あら、Aもきたの?最近常連だね〜」
「いやぁだって、ふっかさんからめっちゃLINEくんの」
阿「俺は大歓迎。むしろ来てくれるの待ってるもん。」
そういいながら、私の手を引いて部屋に入れてくれる。
ライブ終わり、阿部くんの部屋に毎度おなじみのメンバーが集まってるんだけどね。
ふっかさんは、その代表で。
そして毎回自分の部屋かのように「Aも早くおいで」なんてLINEが死ぬほど来る。
部屋に入ると、阿部くんの部屋でいつもどおりカップ麺を啜るふっかさんが居た。
深「んぁ、Aじゃん、遅いよぉ。」
「あのね?ここふっかさんの部屋じゃないんだ?」
深「んなこた、分かってるよ?阿部ちゃんの部屋。」
「阿部くん、ほんと毎回大変だね…」
阿「あはは、まぁふっかがAを誘ってくれる事だけは感謝してるかな。俺がAに、俺の部屋おいで。なんてLINEしたら怖いっしょ?」
「んふふ、阿部くんなら怖くないかもな〜」
阿「え〜俺だって男だよ?」
「なんか聞いたことあるなそれ…笑」
よく見ると、ふっかさんのほっぺが少し赤い。
もしかして飲んでる?
「ねぇ、ふっかさん飲んだの?」
深「ん??ちょっとだけだよぉ?」
わー、これは甘えん坊モードのやつだ。
阿部くん、よく1人で頑張ったなぁ…。
深「ねぇ今日楽しかったねぇ。Aのソロ可愛かったよ〜。」
なんて、今日のライブの私をなんやかんやと褒め倒しながら、私の手を触ったり髪を撫でたり、ほっぺを摘んだり、ひとしきり触ってくる。
「もう、くすぐったいからやめてよ〜。」
深「んふふ、いーじゃん。減るもんじゃないんだし。A、シャンプーのいい匂いすんね?」
そういうと、急に顔を私の髪や首筋に近づけてくる。
すーっと息を吸い込む感触が、私の首筋を撫でた。
「…ぁっ。」
深「んー。かぁいい匂いだね。」
阿「ふっか。ストップ。もうダメ。」
不覚にも変な声が出てしまって、急激に恥ずかしくなる。
ふっかさんの醸し出す、甘い雰囲気に飲み込まれそうになって、逃げられなかった。
見兼ねた阿部くんが、私からふっかさんを引き剥がすと、ふっかさんは「え〜阿部ちゃんなんで〜!あ、阿部ちゃんもいい匂いすんね。」なんて言いながら、今度は阿部くんにもベタベタしてる。
阿「ふっか、留守番してて。」
ふっかさんを自分から引き剥がして、私の手をとり
阿「部屋帰るよ。」
と立ち上がった。
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まる子。(プロフ) - マスコットさん» 本当に温かいコメントありがとうございます😖楽しみにしてくださるマスコットさんの為にも頑張って書きますね!更新遅いですがまた読んでください♡♡ (10月27日 21時) (レス) id: 539fa4ec0c (このIDを非表示/違反報告)
マスコット - お帰りなさい!みんなでイチャイチャしていて欲しいです!誰も悲しまないで欲しいです(*^^*)楽しみにしてます!大好き (10月27日 1時) (レス) @page41 id: f0407dfffe (このIDを非表示/違反報告)
マスコット - こちらこそありがとうございます(*^^*)嬉しいです!楽しみにしてます!みんなで付き合って欲しい(笑)大好きです! (8月24日 2時) (レス) id: f0407dfffe (このIDを非表示/違反報告)
Maru(プロフ) - マスコットさん» マスコットさん♡ファンだなんて、めちゃくちゃ嬉しいです😖初めてコメント頂けたので凄く嬉しいです。イチャイチャたくさんあると思うので、これからも読んで下さると嬉しいです🫶🏻またコメント待ってます🥺 (8月24日 1時) (レス) id: 539fa4ec0c (このIDを非表示/違反報告)
マスコット - 初めまして!ファンになりました!めちゃくちゃ素敵です!面白くて大好きです!楽しみにしてます!みんなでイチャイチャずっとして欲しいです!大好きです (8月23日 15時) (レス) id: f0407dfffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる子。 | 作成日時:2023年7月3日 1時