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目黒side



つい呼び止めてしまった。
明日のこともあるし、早く帰らせなきゃダメなのに
体が勝手に動いてて、気づいたらAの腕を掴んでた。

もうちょっとだけ。
もうあと数分だけでいいから、二人でいたい。


俺のわがままにも、クシャッと笑って
「ドライブの続きしよっか!」って言ってくれる。
そんな顔を見てるともうほんと可愛くて、このまま抱き寄せて俺だけのものにしてしまいたい。
そんな風に思ってしまう。


A「また皆でドライブしたいねー!絶対楽しいじゃんね。あ、皆で旅行も行きたいしキャンプもいいなぁ」


二人がいい、なんて思ってる俺の気持ちとは裏腹に、Aはメンバーみんなでいることを望んでる。
10人揃って一緒にいることが、きっとAの望み。

やっとできた仲間。

ずっとひとりぼっちで戦ってきたAは、きっと恋愛をすることで、この大切なSnow Manというグループを壊したくは無いんだろうな。


目黒「皆で…また遊びたいね。」

A「めめ?どしたの。なんか辛いことあった?」

目黒「ん?んーん。なーんもないよ」

A「めめ、また2人でドライブしようねっ」



俺の気持ちを何となく察したのか、Aが俺の頭をポンポンっと撫でてそう言った。

なんかもう、どうでもいいや。
俺は俺の気持ちを大事にする。

この気持ちを無理になくそうとせずに、いつか、その日が来たらちゃんと伝えよう。

メンバーとしてじゃなくて
1人の女の子として、ちゃんと好きなんだよって。


それまでは、AとSnow Manとしての毎日を大事に生きていこう。

最後の日→←ちょっとだけ



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設定タグ:SnowMan , ジャニーズ , 紅一点   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まる子。 | 作成日時:2023年3月25日 1時

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