zero ページ24
公演終わりのお風呂の後、帰り支度をしながら楽屋でメンバーと話すのが滝沢歌舞伎公演中のルーティン。
今日は午前公演だけだったから、みんなこの後も仕事の人が多い。私も雑誌の撮影が入ってる。
A「あと何公演だっけ…」
渡辺「明日と明後日の4公演で終わりだな。」
A「そっかもうそんだけか〜。寂しいな。」
渡辺「A滝沢歌舞伎出るまでにも色々あったしな。最終公演とか色々考えちゃうかもね。」
A「いや〜そうなんだよね。始まってすぐ泣いちゃいそうだよ。泣きたくないんだけどなぁ〜。」
滝沢歌舞伎は、みんなにとっても色んな思い入れのある舞台。もちろん私にとっても。
滝沢くんには無理もわがままもいっぱい言ったし、自分自身が歌舞伎の舞台に立たせて貰えるようになるまで、色んなことがあった。
深澤「いやーほんとだよね。でもその時の気持ちに正直にいればいいと思うよ。おれは。」
渡辺「みんなその日になってやってみないとわかんねーよな。正直俺も普通に泣くかも(笑)」
A「それだけ皆色んな思い出あるもんね」
今、滝沢歌舞伎zeroをSnow Manがやらせてもらうようになって、私も前に立ってやらせてもらえていることに、感謝しかないし、finalまでやり切らせてもらえることの意味を噛み締めてる。
向井「Aちゃーーーん?!」
佐久間「Aー?いるー?」
渡辺「うるさいのがきたよ…」
A「どした??こーじ、さっくん。」
向井・佐久間「どした?じゃないよ!!!」
深澤「息ぴったりじゃんw」
???
何だこの騒ぎは…もしかして、情報が漏れてる…?
向井「Aちゃん今から雑誌撮影でしょ。」
A「そ、そーだけど?」
向井「聞いたよ?!聞いちゃったよ?!」
佐久間「お前ら、、心して聞けよっ…?!」
渡辺・深澤「…??」
A「ちょーーーっとまったぁ!!」
やばい、この後撮影に行くのがananの表紙だってことが、確実にバレてる…。なんで?!秘密にしてたのに!
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作者名:まる子。 | 作成日時:2023年3月25日 1時