#003 ページ4
「なんか、どうしても高校生の自分が思い出せなくて、」
「中学生とかは?」
聞いてみたけど、首をふるばかり、思い出せないようだった。
「あ、私の家ここですね、ころんさんありがとうございました」
「うん、じゃあまた、」
手を振って、自分の家の方向に歩こうとすると、後ろから声がかかった。
「あの、私、さっきころんさんに話しかけてもらったとき、どこかで会っていたような気がしたんです。」
「僕に?」
「はい、だから、記憶のことも、話しました。もし、気分が悪くなったらごめんなさい、」
「ううん、全然、これからも、よろしくね、」
「はい!」
改めてAと別れて自分の家に帰る
桜の木、
Aという名前、
高校生までの記憶がないこと、
そのどれもが僕の心に突っかかる、
※Aが亡くなったのは、高校1年生のとき、
記憶がないのは、生まれ変わったから?
苗字が違うのも、そのせい?
桜の木のしたは、僕が、生まれ変わった君と出会うために約束した場所、
僕のなかで何かがパズルのピースみたいにつながった気がした。
家の棚の奥から、一冊のノートを取り出す、
水色の表紙に、かわいらしい文字、
あの時Aにもらったノート、
ペラッと1ページめくると、
やりたいことが、1つずつ丁寧に書かれている、
あのときはかなえてあげられなかったけど、
今なら叶えられる...よね?
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愛蘭 - あのー、、マジで泣きました。 (2022年2月17日 21時) (レス) @page7 id: 05a7d51bb0 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 受検等で忙しいのはすごくよく分かるので、ゆっくりで良いので、もう1つの続編楽しみにしています。勉強頑張ってください!! (2021年12月21日 6時) (レス) @page7 id: 47d3177e83 (このIDを非表示/違反報告)
リアじゅうのだいばくはつ!(ポケモン風) - いちごchanさん» いやいやいや、その上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上の上ですよ! (2021年10月21日 19時) (レス) @page6 id: 7d59f0ef3f (このIDを非表示/違反報告)
いちごchan - めちゃくそ良い。うん。そう。神よりも上の上の上の上の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くらい。 (2021年10月10日 11時) (レス) @page6 id: a688d76ce4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごchan - 頑張ってねッ!応援してるよ!また、話そーね♥️ (2021年10月5日 16時) (レス) @page4 id: 1be335d322 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃむ | 作成日時:2021年10月2日 14時