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ぶっきらぼうな言い方をする彼はすこし寝ぼけているようだ



妹ちゃんにでも勘違いされたかな?



ジョンハンさんの髪に触れることに躊躇しながらも、乾かしているうちに髪から香る匂いが私と同じでドキドキしてしまう



ふわふわしてて私よりも艶があるこの髪は女性のよう



この髪に見とれていると急に振り向くジョンハンさん



JH『ごめん、俺寝ぼけてたわ。乾かしてもらって悪い、』



急に律儀になるから少し笑ってしまう



「いいよ〜ジョンハンさんの髪すごく綺麗で触るこっちの方が恐れ多いよ」



なんだそれって笑う彼は



JH『Aの髪もまだ乾かしてないじゃん』



って言って私の持っているドライヤーを取って場所を変わった



強制的に場所を変えられた私は今胸が爆発してしまいそうだ



ジョンハンさんの肌に触れるのもドキドキするのにジョンハンさんに触られるなんか以ての外



JH『Aの髪きれいだね』



まだ寝ぼけているのかいつもより甘々なジョンハンさんは平気でそんなこと言うから、私の頬もだんだん赤くなっていくのがわかる



でも今は彼に背を向けているから良しとしよう



ドライヤーの音もあるし、それからジョンハンさんは何も喋らなかった



JH『よし、いいかな』



髪を乾かし終わる頃には私の頬の熱も落ち着いていた



「ありがとうございます」



振り向いてそう言うと、私はドライヤーを洗面台に片付けに行った



戻ってジョンハンさんに寝る場所をどうするか聞こうとしたのに



ジョンハンさんは少し俯いてソファから動かずにいる



何かあったかと思って彼の顔を覗くと、彼の頬が赤くなっていた



私は慌てて彼のおでこに手を当てた



「ジョンハンさん熱でもあるの?」



JH『え?』



熱なんか全くないけど、って言うから私の勘違いかと思ってたら








「わっ…!」




急にジョンハンさんに出していた方の手を引っ張られた



バランスを崩してしまった私は




ジョンハンさんの膝の上に馬乗りしてしまった



目の前にはすぐに彼の顔があって目が合った




「ご、ごめんなさい!!」




そう言って顔の距離を離し、ジョンハンさんの膝から降りようとすると



彼の手が私の腰に回ってぎゅっと抱きしめられた拍子にまた顔が近くなってしまった









JH『なぁ、Aの話したかったことって何?』

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作者名: | 作成日時:2020年12月25日 23時

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