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ジョンハンさんから聞く話はほとんどが私の知らない事だった



ジョンハンさんがルナさんに告られて結果ふった事


ルナさんが強引にキスしようとしてきたこと


ジョシュアさんがジョンハンさんに紙袋を渡してくれたこと


さっき私を歩道橋から落としたのはルナさんだったこと


その原因はジョンハンさんがルナさんをふったからだったこと



JH『ごめんな、』



そう言って切なそうな顔をする。さっきから見るこの切ない顔は私を間接的に怪我をさせた事によるものかもしれない



「ジョンハンさんは悪くないです、、」



私の理解は早かった


確かにさっき歩道橋で私のことを押したのはルナさんだったことは分からなかったし、驚いた


でもジョンハンさんの理由を聞くとすぐに理解ができた


ルナさんが昼休憩図書室に追いかけてきていたなら、私のことを知ってて、ターゲットにするのもおかしくない


私は今それよりもジョンハンさんがルナさんを振った事の方が重要なわけで



まだ私にはチャンスがあるって考えちゃダメかな?





JH『あと、これ』


ジョンハンさんが私の手元にあるクマのキーホルダーを指さした



JH『ありがとうな、いちごミルクも。今日頑張れた』



ってちょっと微笑む顔がかっこよくて、思わず目を逸らしてしまう



「勝てたの?」



JH『1回戦目は勝てたけど〜2回戦目は負けちゃった』



でも俺な〜今日3回ゴール決めたのって自慢げに言う彼が可愛い



お互い図書室と変わらない空気感に馴染んで暫く話していた



するとジョンハンさんのケータイに着信が入った


それはジョシュアさんからのもので、


あと10分で終電が来るらしい


私の家から最寄りの駅でも歩いて15分はかかる


それを伝えるとジョンハンさんはまたジョシュアさんと話し始めた






JH『Aの家。…は、おまえっ、それは…やばいだろ、』


私にはジョンハンさんの声しか聞こえない


2人がなにを話しているのかジョンハンさんがなんで焦っているのかわからない



数分話したあと、電話を切って妙にかしこまっているジョンハンさん



「どうします?」



ジョンハンさんは俯いた顔をあげて、言った



JH『あの今日さ、






.







.




Aの家、泊まってってもいい?』

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作者名: | 作成日時:2020年12月25日 23時

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