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部活が終わり、急いで帰る支度をする
俺が部活が終わって学校を出たのは午後7時30分
いつも通りのバイトならまだAはコンビニにいるはず
早くこの誤解を解きたいのと、俺の想いを伝えようとしてるので、足取りが軽いのか重いのかわからない
けどできるだけ急いで例のコンビニに行った
コンビニついたものの、Aがいない
少し気が引けるけどレジにたってる女性の店員に話しかけてみた
『あの、Aって人は今休憩中ですか?』
俺の格好を上から下まで見て、Aと同じ学校なのを察した女性は教えてくれた
店員『Aは今日バイトないっすよ』
『え、元から?』
店員『はい』
『そうですか、』
今日バイトだったことも嘘だったのか
俺は彼女にお礼を言ってコンビニを後にした
早くAと話したい
俺の手にあるこの紙袋のお礼も言わなきゃいけない
学校から遠いこのコンビニは来るまでに結構時間がかかってしまい、午後8時30分だった
家に行けば確実にいると思うけど、この時間から行くのは失礼かな
俺も明日試合があるし、今日は家に帰ることにした
家に帰って改めて紙袋の中を見る
色んなことがあって忘れてたけど、手紙っぽい紙切れが入ってることを思い出した
俺はベットに寝転がりながらその手紙を見た
゛ジョンハンさんへ
いつも図書室来てくれて面白い話を
してくれてありがとうㅋㅋㅋ
そんなジョンハンさんが明日の試合
頑張れるようにこれあげるね。
くまさん可愛いでしょ、昨日これ見つけた時
真っ先にジョンハンさんが思いついたのㅋㅋ
大切にしてね。
それと今度図書室来た時話がある!
じゃ!明日の試合ファイティン!
Aより
゛
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作者名:蘭 | 作成日時:2020年12月25日 23時