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彼は、俺をお兄ちゃんって思っててもいいよって言ってくれたけど思わないことにした
私も前に進まないといけないし、いつまでもお兄ちゃんのことを思っている訳にはいかない
ジョンハンさんにはすごく感謝してそれからたくさん話をした
高校1年の時のAが見たかった〜とか、私の友達にすごく怒っていたり、コロコロ表情が変わるジョンハンさんを見てるのが楽しかった
気づいたら夜の8時になっていた
JH『じゃあな、ちゃんと戸締りするんだぞ』
「ありがとう」
そう言ってわざわざ部屋の前まで来てくれて、私が扉を閉めるまで見送ってくれた
今日は特別な一日になったな
ジョンハンさんと買い物して、たくさんお話して、…
今日のことを思い出してる時にジョンハンさんに抱きしめられたことも思い出した
一気に体の熱が上がるのがわかる
今思えば私汗くさくなかったかな…
鼻水とか出てなかったかな…
変な心配がよぎる
まぁジョンハンさんも泣いたあとの顔でコンデションは良いとは言えなかったからいっか
相変わらずかっこよかったけど
トナカイジョンハンさんを思い出すと笑ってしまう
私は気づいたんだ
いつもジョンハンさんのことを考えてしまって、ジョンハンさんが笑ってるとこっちも嬉しくなって、ジョンハンさんの仕草一つ一つに反応してしまうのは
ジョンハンさんのことが好きだからって
いつか自信もって言える時がくるまでこの想いは胸にしまっておくことにした
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作者名：蘭 | 作成日時：2020年12月25日 23時
