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寝れない…
ジョンハンさんと一緒に買い物に行く前日の夜
明日のことで緊張してるんだな…
何回も目を瞑ってみるけどなかなか寝付けない
おいA、お前はただの図書委員だ
妹の誕プレ買いに行くなんていいように利用されているだけなんだ
ジョンハンさんの周りにはたくさん可愛い女子がいて、、
その時ルナさんの顔がよぎった
私と唯一仲良くしてくれている同じクラスのユナがいつもルナさんを見て可愛い可愛い言っているから、知らないわけなかった
あのジョンハンさんをあのルナさんが狙っている世界でしょ?
こんなメガネの陰キャ地味野郎がついていける人じゃない
てかなんで私こんなにジョンハンさんのこと考えてるんだろう
なんでジョンハンさんも私なんかとずっと一緒に居てくれるんだろう
私がどんどんジョンハンさんに惹かれていっているのは間違いなかった
これが好きという気持ちに気づかなかった私はなかなか考えが出ないまま夜更かしをしてしまった
.
JH『なんか今日お前クマすごいぞ』
最近はジョンハンさんが図書室に来る回数が多くなった気がする
「いや、なんか、まぁ、久々に昨日ゲームしちゃって」
JH『分かってるー?今日は俺と出掛ける日だよ?』
そう言って私の顔をのぞきこんでくるけど、、そーゆーとこなんだよ、可愛いんだよ〜、、
「わかってますわかってます」
嫌なほどわかってます、昨日からそれで悩まされてます
JH『放課後さ、俺部活のことで呼び出されたから教室で待っててくれない?』
「あ〜おっけい」
JH『じゃあまた放課後に〜』
って言って図書室を出て行った
今日1日私の心臓持つか分かりません…
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作者名:蘭 | 作成日時:2020年12月25日 23時