騙し騙され泣き泣かれ【鬼滅の刃】

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貴方side



善逸が見てたんだ、なんか恥ずかしいな


「思ったんだけど善逸ってもしかして雷の呼吸使ってる？」



善「！わかるんですか？」



「羽織とか髪の色での判断だけどね」



善「はい、けど俺出来損ないで……」



「え？」



善「壱の型しか使えないんです」



「いいじゃん！壱の型しかできないならそれを極めればいい話でしょ？」



善「俺の爺ちゃん、師範も同じこと言ってました」



「うん！壱の型だけだとしてもそれが使えるならそれでいいじゃん」



善「はい！」



「うんうん、もし私に何かあったら善逸が鳴柱を継いでね？」



善「えぇ！？俺まだ癸ですよ！？」



「じゃあ善逸が甲になるまでは死ねないなぁ」



善「いやもし俺が甲になっても死なないでくださいよ！！」



「冗談だって」



炭「あ！善逸！Aさん！鬼の匂いが消えましたね！」



「うん！倒せたよ！」



炭「良かったです！」



「じゃあ集まってくれた人には事情を説明して帰そうか」



炭「そうですね」



「集まってくれたみなさん！ありがとうございました！みなさんが1箇所に集まってくれたらおかげで守りやすく被害が出ずに済みました！誘拐犯はやっつけたので安心してください！」



男「ありがとうございます……最近不安で夜も眠れなかったんです」



女「わたしも！とっても怖くて……」



「もう大丈夫ですよ」



女「ありがとうございました」



犠牲を出さずにおわれて良かった……


もう皆さんに被害がありませんように


もう誰も大切な人を失いませんように……


その為に私がもっと強くならなくちゃ

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