53話 ページ5
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「うん、なんかすっきりした」
「それならよかった、」
「Aにはいつも助けられてる」
「私こそ、赤葦君の言葉に何度励まされたことか……」
「え？俺無表情だから言葉に感情こもってないって良く言われるけど、」
「なんだかね、赤葦君の言葉は胸にストンって落ちてくるの、納得できるし、なんだか頑張ろうって思えてくるの」
「はは、なんかそう言われると恥ずかしいな」
赤葦君の顔から絶望のようなものは消えていた
よかった、私の言葉が少しでも赤葦君の支えに、励ましになれてたらそれほど嬉しいことは無い
来年の春高は彼女として見に行きたいな、なんて
「AのそのTシャツ」
「春高で買ったやつだよ」
「部屋着にするって言ってたね」
「有言実行ってやつ〜」
「まさか本当に着てるとは(笑)」
「えぇ！？変！？」
「俺もね、今そのTシャツ着てる」
「あはは、お揃いだ」
「ほんと、恋人みたいに見えそう(笑)」
「確かに、けどペアルックがこのTシャツって(笑)」
「可愛いじゃん」
「可愛いけどさ」
恋人みたいなんて冗談、赤葦君言うんだ
破裂してしまいそうなほど心臓が早くて、熱が治まらない
いっつも赤葦君には振り回されてばっかりだ
私だって一矢報いたい！
「折角だし写真撮っとこうよ」
「いいね」
今私髪とかボサボサだけど、背に腹はかえられぬ！
「赤葦君、もっと寄って〜」
グッと赤葦君を引き寄せる
肩が触れ合う距離で写真を撮る
写真を見返せば赤葦君の顔は真っ赤だった
赤葦君の照れ顔ゲット！
これは一矢報いるの成功だね
「わ、俺顔真っ赤じゃん」
「珍しいね」
「Aのせいだから」
「別に普通です〜」
「他の人にもこんなことしてるの？」
「してるよ？」
まぁ、女友達だけだけど
「なんか、嫌だな」
「……え、」
「あ、いや、なんて言うか、Aの隣は俺がいいなぁ、ってなんか思ったっていうか！」
「ちょ、赤葦君、そんなのずるい」
珍しく赤葦君がテンパってるけど、
やっぱりあなたには敵わない
私だって赤葦君の隣は私だけがいいよ
独占欲強めなの
けど、それは赤葦君も同じなのかな？
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もちもちアイスクリーム(プロフ) - 天才ですね…マジで面白くてやばかったです！！これからも頑張って下さい！！！ (4月27日 13時) (
レス) @page28 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
メル(プロフ) - 尊すぎて完結まで一気読みしました。好きです。 (3月6日 23時) (レス) @page28 id: 0286e7ca09 (このIDを非表示/違反報告)
えと(プロフ) - 天才です、、、、、、読みながらめちゃくちゃ泣きました、、これからも頑張って下さい！ (2月20日 5時) (レス) @page28 id: ee7dad60ab (このIDを非表示/違反報告)
うらミ - ホントに！ホントに面白かったです！私、つい見てたら「創造神じゃん……」と独り言を言っていました(笑)これからも応援しています！頑張ってください！ (2022年1月23日 20時) (レス) @page28 id: ca3ffcc902 (このIDを非表示/違反報告)
kiki - とっても面白かったです。 これからも頑張って下さい (2021年12月21日 15時) (レス) id: 6665e0c5c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやのん(=^ェ^=)
| 作成日時：2020年11月20日 0時
