十話 ページ13
そりゃ考えれば、俺の判断は甘かった。
でも、今は悩んでいるような時間は無い。
「後2分……」
「任せてください。」
少女は悩まずに、数本のコードを切っていった。
俺達の、心拍数は自然に上がる。
後一分だ。
「これを切れば……」
プツ、
そして、彼女は、最後の一本を、切った___
ピー、ピー、ピー_____
爆弾は、機械的な音を立てた。
時間は、0:10:29で、止まっていた......
「と……」
「止まった......止まったぞ!」
俺は思わず歓喜の声を上げる。
少女は、国民を守る我々の使命を、受け継いでくれたのだ。
彼女は、安堵の溜息を吐き。
「良かった……もし失敗したら…」
「ああ、大丈夫Aちゃん!?」
その瞬間、彼女はその場に倒れこんだ。
杏奈と葵、俺は駆け寄る。
でも、辛そうな表情は、そこに無かった。
「有難う。この借りは返す。必ず......な。」
1人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フーちゃん - 北宮ミイさん» うん☆ウチも頑張るよ! (2015年7月25日 17時) (レス) id: b07d082b66 (このIDを非表示/違反報告)
北宮ミイ(プロフ) - フーちゃんさん» ありがとうございます!まさかコメントが貰えるとは!嬉しいです。本当に有難うございます!更新頑張ります。 (2015年7月25日 8時) (レス) id: 8eb92e605c (このIDを非表示/違反報告)
フーちゃん - こんばんは☆同じイベントに参加している者でーす!面白そうだったから、読まさせてもらったんですけど、色々とクオリティが高くて凄かったです!!応援してまーす♪ (2015年7月24日 23時) (レス) id: b07d082b66 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:北宮ミイ | 作成日時:2015年7月21日 12時