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ある日心臓発作を起こした車が突っ込んできた。
先生「いままで通りに
バレーを続けるのは難しいでしょう」
そう言われても、諦められなかった。
必死にリハビリを続け、
退院したその日に
チームメイトが練習している体育館へと向かう。
友1「…!A!久し振り!!!」
友2「もう大丈夫なの???」
弱っている姿を見せたくなくて
ずっと誰にも会っていなかった。
懐かしいチームメイト
そして
____スゥ
「エアーサロンパスのにおい」
帰ってきたんだ、ここに。
「私にも打たせて?」
そう言ってスパイク練習の列に並ぶ。
緊張の1本目
____ドンピシャ
周りから上がる歓声。
友1「すごい!早い!」
友2「全然変わってないね!安心した!!!」
彼女たちと笑顔でハイタッチをする。
やっぱり、ここが好きだ
改めて、そう思った。
しかし
2本目を飛ぼうとした時
足が、動かなかった。
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もう二度とバレーができない。
そう分かってから、
目の前が真っ暗になり
私は高校に通うことをやめた。
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作者名:にゃご吉 | 作成日時:2017年10月5日 1時