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まるで地面に縫い付けられていくように


足を動かすのが



だんだん難しくなっていく。






(…痛み止め、切れてきちゃったかな)






徹とはじめ君はきっと気付いている。





岩「おい…A…」


及「Aちゃん…」







そんな顔、しないでよ。







「最後まで、ここにいたいの。


…だから、止めないで」







2人は顔を見合わせて言った。




及岩「「…わかった。勝つぞ」」






1点1点、積み重ねていく。





24-23




セットポイント









及「Aちゃん…!ラスト!」







自分にトスが上がる。




それだけで、涙が出てくる。






岩「きめたれ!」






飛んだ瞬間


全てがスローモーションに見てた。



金田一君がブロックに飛ぶ。




今の私にブロックをかわす力は残ってない。



もちろん打ち抜く力も。




残された道は1つ。



ブロックアウト____。






_____バシッ









試合、終了









笛が鳴った瞬間



私はその場に座り込んだ。









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作者名:にゃご吉 | 作成日時:2017年10月5日 1時

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