検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:636 hit

12. ページ12

金田一 side





状況がいまいち理解できない。



なんとなく分かるのは


今から3対3が始まるということ。



貴「急でごめんね。

えっと、金田一君と国見君だよね?

中学で1つ下の」





彼女の名前はAA。




俺たちの中学の先輩。


お互いバレー部だったが


男女であまり接点はなかった。


しかし、俺たちは彼女のことを知っている。






人の目を惹く恵まれた容姿。


そして、類稀なるバレーのセンス。






でも正直、俺は、この人の事が苦手だった。


理由は簡単だ。





彼女こそ、


"コート上の王様"を作り上げた人物だから____





及川さんが卒業してから、


影山はよく彼女と練習をしていた。




早い攻撃を得意とする


A先輩に慣れきった影山は



先輩の卒業後、



それを俺たちにも求めるようになった。





彼女が悪いわけではないとは分かってる。





でも、彼女がいなければ


影山は王様にならずに済んだのでは。



そう考えずにはいられなかった。









.

13.→←11.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 月島蛍 , 及川徹
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にゃご吉 | 作成日時:2017年10月5日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。