打ち上げ ページ8
「職員室で、教室で…
常に隣にいたり、手を繋いできたり…
そんな時に授業参観がありまして。
さすがに保護者の前では緊張してる様子でしたが、僕も隙だらけなんでしょうかね。
鋭い保護者の方もいまして…」
「何か言われたん？」
「いえ、直接的に言ってくる事はありませんが、僕と…実習生の、彼女が、その…
一緒にいたりするのを、こっちを見て、ヒソヒソ話してたりされると、ね…(汗)
何話してんのかなって、勘ぐっちゃいますよね(汗)」
柴田さんは、ハハハ…て、力なく笑う。
「実習の、一定の期間だからって我慢してました…
そして、ようやく実習期間が終わったんです」
そこまで聞いて、俺と速水もホッとした。
「ところが…」
続けて、柴田さんが重い口を開く。
「その、実習最終日に、打ち上げしようって話になりましてね…(汗)」
思い出すんか、柴田さんの顔が渋くなってる。
速水が聞いた。
「行ったんですか？その打ち上げ」
「ええ…(汗)」
「断れなかったんですか？」
「断ろうとしたんですが…
僕が教えてたってのもあるので、逃げる事ができませんでしたね…」
柴田さん、ため息ついて更に続ける。
「校長先生も教頭先生も、みんな行きました。
千里、先生…
千里も、一緒に…みんなで」
柴田先生が千里先生を呼び捨てにした。
普段、２人の時はそんな呼び方してんねやろな。
「彼女はお酒が弱いから。
僕がついててあげないとね…
ですが、僕もその日は飲まされたんですよ」
「飲まされた？」
「はい…
はっきり言ってあまり覚えてないんですが、途中から記憶がないんですよね…(汗)」
「へえ…」
「で、目が覚めたら…」
「うん…？」
「彼女の…
ベッドの中にいたんです……(汗)」
柴田さんが苦しそうに言い切った。
俺と速水はビックリして、顔を見合す。
「え、か、彼女って…？(汗)」
速水があたふたしながら確認する。
柴田さんは、その名を口にするのも嫌そうな顔しとるから、
「まさか……
実習生、の…？(汗)」
恐る恐る聞くと、頷いた。
「え、ちょっ…
な、なんでっ？(汗)
柴田さん、彼女と？(汗)」
「何もしてません！
これだけは、信じてください！(汗)」
柴田さんが両手で顔を覆う。
俺と速水もなんて言うたらええか、わからんかったけど……
「まあ、一つ一つ整理してこうや(汗)
まず…
どうやって、彼女の家まで行ったか？」
聞くと、柴田さんは首を振る。
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ゆんゆん(プロフ) - はるまきさん» ありがとうございます！アキレス腱断裂しちゃって、不自由な暮らしをしてます(^^; 時間見つけて書いていきます！楽しみにしててください！(^^) (2019年1月17日 15時) (
レス) id: 88a66a894a (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - ゆんゆんさん、体調は大丈夫なのでしょうか？まだまだ寒いのでお身体気をつけてくださいね。ゆんゆんさんの書かれる作品大好きです(///∇///)これからも頑張ってくださいね (2019年1月17日 14時) (レス) id: 50b884f687 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - はるまきさん» ありがとうございます！イッツマイソウル、長くお休みしてごめんなさい(^^; 思いつくお話から書いているので、お留守になってしまってます(>人<;) 最近、体調も崩してしまって、思うように動けませんでした。コメ、励みになります！これからもよろしくお願いします！ (2019年1月13日 23時) (レス) id: a187088f91 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - こんにちは。ゆんゆんさんの作品いつも楽しく読ませて頂いてます。久々にイッツマイを最初から一気に読み通してしまいました。早く次の展開が気になって(///∇///)主人公の気持ち、大倉くんの今後、どうなっていくのか心配です。次も楽しみにしてるので頑張ってください (2019年1月13日 6時) (レス) id: 50b884f687 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 諷莉さん» ありがとうございます(*^-^*) (2018年10月16日 16時) (レス) id: 10948c2605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆんゆん
| 作成日時：2016年1月9日 0時
