EXILE THE SECOND ~Short Stories~

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｢なｯ...、熱じゃないよ｣




じゃあどうして？








健ちゃんがゆっくりと近づいてくる




｢？｣




ちゅっ




え今、私 健ちゃんにキスされた




｢ええｯ...?//今...｣




｢そーゆうAこそ顔真っ赤だよ？
どうしたの 熱あるんじゃない？｣



熱って...






健ちゃんがキスするから、、




もしかして...
私がやったのと同じこと？







｢俺が赤くなった意味わかった？



全く リンゴみたいに赤くなっちゃって...

俺の"熱"、移っちゃったかな？｣



クスクスと笑うあなた






何か悔しくて


｢まだ酔いが冷めてないだけだからっ｣




変に意地を張る





｢なんか、それもそれでショック..｣




あからさまにショボンとした健ちゃん


これは流石に予想外...





｢そ、そういう訳じゃなくてっ...｣


｢じゃあどういう意味なの？｣



ニヤニヤニヤ
ニコニコニコ


引っかかったな とでも言っていそうな...
とてもそんな顔をしてる




騙された...！





｢健ちゃんがキスするから...｣



｢嫌だった？｣



首を横に振る




｢ふは、良かった笑

俺もね、Aとキスできて嬉しかった
まぁ 俺が一方的にだったけどね
泣かれたらどうしようかと思ったよ｣






｢っ、、｣



突然胸がキューって苦しくなった
ドキドキしてる





｢俺と、、




抜け出しちゃう？｣



｢え...｣





｢みんなごめん！
Aが調子悪くなったみたいだから俺とA抜けるわ！
お金は置いとくよ。お釣りはいらないから｣






｢え嘘！A平気？ごめんね気づけなくて｣



｢あ、えっと、、｣




｢ごめんね。せっかく久しぶりに集まれたのに。｣



｢大丈夫だよ 橘くん！
Aのことよろしくね｣









..







展開が早すぎて、考えている間にはもう既に
会話は終わり、お店の外にいた




｢また勝手に出てきちゃったけど、、
いいよね？

それに、伝えたい事があるんだ｣




｢うん平気、


それで伝えたいことって...｣




｢俺、Aの事がすき｣




え、嘘でしょ？

そんな突然、、


｢...何かのドッキリ？｣



.

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