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無理矢理引っ張って自分たちの楽屋に戻った。
そこには京本も誰もいなくて、二人だけ。
「ねぇジェシー、腕痛いよ。」
手元を見ると、北斗の腕を強く握りしめていた。
「あ、ごめん！」
「どうしたの？なんかあった？」
自分でもどうしたのかわからない。
ただ北斗が俺以外にあんな笑顔を向けてるのが嫌で、他のやつの服着てはしゃいでほしくなくて…
「わかん、ない…。」
楽屋のソファに崩れるように座って、頭を抱える。
「ジェシー…。」
心配そうに俺を呼ぶ声。
それを聞くと泣きそうになる。
「北斗、こっち来て。」
近づいた北斗をグイッと引っ張って、自分の方へ引き寄せる。
俺が力任せに引っ張ったから、北斗がバランスを崩して、そのまま俺に飛び込んできた。
膝の上で俺に跨って向き合ってる状態。
「ごめん、すぐどく。」
そう言って立ち上がろうとした北斗の腕を掴んで、そのまま抱き寄せた。
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京川歌恋 - 続きが見たいです！ (2020年2月16日 20時) (
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作者名：みきまる | 作成日時：2019年10月8日 4時
