トリップしたら鬼滅の刃の世界やと！？弐

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『師匠！ただいま戻りました！』


夜｢おかえり！な？私の言った通り余裕で合格しただろ？｣



『え、あ、まあ、、、』



言えない。


最終日にお腹が空きすぎて一時動けなくなった所を鬼の大群に見つかって食われそうになったとか口が裂けても言えない






その後は7日ぶりのお風呂に入ってご飯を食べた



刀は2週間後に届くらしい






日が暮れて夜空の真ん中に月が昇って来た頃



なかなか眠れなくて目が覚めた










『今頃むいくん、どうしてるのかな、、、』







修行を始めて1年。長いような短いようなそんな感覚






はやく帰ってただいまって言いたい


大好きだって


そんで抱きつきたいなぁ








うーん、さすがにそこまでしたら引かれるかな？












『あ、そうだ、、、おーい！鎹鴉くんやーい！』









こんな呼び方でいいんだっけ？
ていうかちゃんと来るかな










鴉｢ｶｱｶｱ！！｣


おっ、来た！










鎹鴉くんは私の傍に降りてテクテクと歩いて来て、膝の上にピョコっと乗ってきた。

なんか可愛い♡














鴉｢ナンノヨウダお嬢！！｣





お、お嬢･･･








『私の名前は朝日Aだよ。ちゃんと覚えてほし、』


鴉｢ヨウケンヲイエ！お嬢！！｣








ダメだこのカラス
人の話聞かないタイプだ








『もーいいや。あのね、炎柱の煉獄さんがいつか無限列車の鬼を倒しに行くと思うから、それが分かったら連絡頂戴？』



鴉｢シカタネーナ！！｣










なんて上から目線なのこの子！！

まあ、頼む立場だからなんも言えないけどなぁ







みんなを助ける



『それが私がこの世界に来た理由だあ！！！』



鴉｢ｶｱー！！｣









『ﾋﾟｸ)師匠、そこで何してるんですか？』


窓側で隠れている夜一さんに呼びかけた


聞かれたかな、、、



夜｢ほう、、、もう私の気配にも気づくようになったか｣



『もう昔の私とは違いますからね！進化しましたから！！』











夜一さんは私の自室に入ってきた





でも、夜一さんの顔はなぜか不安そうな悲しそうな嬉しそうな、、、言葉に表せない複雑な表情だった









『･･･どうしたんですか？･･･わっ！』



夜一さんは私を抱きしめながらこう言った



夜｢お前は･･････この世界の人間ではないのだな｣




『！！』






やっぱ聞かれてたー！！！

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