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「いらっしゃい、けいくん。来てくれて嬉しいよ」
玄関に立つ俺を 頭のてっぺんから足の先まで舐め回すそうに見つめながら、 にっこりと微笑む 金髪で小柄な男。
芸能界でもなかなか見ない程の美形ぶりに 俺は息を飲んだが、
残念ながら 一晩限りの関係でしかなかった この男の顔に見覚えなどなく、
男の心底嬉しそうな笑顔に ぞわり、背筋が凍る。
「けいくんってアイドルだったんだね。知らなかったよ。この間、テレビつけたら けいくんが出ててビックリしちゃった。
……あの時はまだ、アイドルじゃなかったのかな？」
『っ、』
この男の言う「あの時」とは、
デビューしたての頃、それなりに自分の容姿と自分の学歴に自信があった俺が
芸能界の厳しさと陰湿さに うちのめされ、身の程を知らされ、
自暴自棄になって バーで酒を煽り、俺に声をかけてきた この男と一夜を共にした時のことを指していて、
『……さぁ。おぼえて、ない』
俺の職業も年齢も連絡先も
ましてや、名前さえも知らないはずの この男が
当たり前のように「けいくん」と俺の名前を呼んでいるこの状況が、怖くて怖くて たまらない。
『今さら何の用？あの写真バラまかれたくなかったら 金払えとでも言うつもり？』
「そんなこと言うわけないじゃん。安心してよ。あの写真は ちゃーんと削除したから。万が一あんな写真が世の中に出回ったら、大変だもんね」
『だったら、なんで…！』
「DMで送った通りだよ？けいくんに久しぶりに会いたかったのと、テレビで見ない日がないくらい忙しい けいくんを労わってあげたいなぁって思ってさ。
……ほら、けいくんの顔 見せてよ」
「あの時 じっくり見られなかったからさ」と、にこにこの笑顔で俺の頬を両手で つつみこんだ男。
『ぅ、』
しかし、
俺と瞳があった瞬間、サッと表情を消し、
「お風呂、沸かしてあるから入っておいで。
……しっかり身体が温まるまでね」
吐き捨てるように そう告げた。
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本田(プロフ) - けーままさん» ( ´∀｀ )b (6月12日 19時) (
レス) id: 75acadb94f (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - 母乳は搾乳して、冷凍ができるので、クール便待ってます！！ (6月12日 18時) (レス) id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
本田(プロフ) - けーままさん» ありがとうございます( ´∀`)こんなオチで満足いただけたかどうか謎で仕方ありませんが、本田は大満足ですので、本田も やまださんのお乳を飲みに ちょっくら行ってきます( *´艸) (6月12日 18時) (レス) id: 75acadb94f (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - まさかの理由！！これは私も思いつきませんでした…‼️さすが本田さん❗ (6月12日 18時) (レス) @page22 id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本田
| 作成日時：2022年12月27日 17時
