3 ページ8
.
「で、交際半年記念にジュエリーショップに行って 結婚指輪選んで、ブライダルショップ行って 互いのタキシードをコーディネートするんだぁ♡♡２年前の結婚式の時は 伊野尾ちゃん純白のタキシードだったから、今回はグレーにしようっと♡♡もちろん、試着室で 一発キメちゃうよ♡♡」
「……」
知らないうちに耳を塞いでいたから 最後の方は聞こえなかったが、
要するに、山田は ショックを受けていなかったようだ(むしろ喜んでいた)。
そして驚くことに、山田が語っていた通り
翌日から いのちゃんと山田のラブストーリーが始まったのだ。
退院した いのちゃんをご飯に誘った山田。
いのちゃんは戸惑いつつも、心配をかけた罪悪感があるため 山田の誘いを受け入れたのだが、
「ご飯」というのは外食ではなく 山田の手料理のだったようで、
ビビった いのちゃんは、山田の家に連れていかれるやいなや 一度は逃げ出そうとしたらしい。
しかし、相手は いのちゃんのことを知り尽くした恋人。
そして、自然発光するほどの超絶美形で変態な男。
逃げ出そうとした いのちゃんをうまいこと言いくるめ、時には 超絶美形の顔面を使い、
腕によりをかけた御馳走で いのちゃんの胃袋を掴み、
その日のうちに、Ｂまで済ませたらしい。
そして一週間後、
「あのさ、みんなに報告したいことがあって…」
『俺とやまだ、付き合うことになったぁ…♡』
「「「「「「「(早っ…)」」」」」」」
俺たちは、３年ぶり２度目の交際宣言を聞くことになった。
おそるべし、山田。
そして山田よ。
毎日10スクロール分の報告を送ってくるのは やめてくれ。
fin
恋人が記憶喪失になり、自分と付き合っていることを忘れてしまった…。という、あるある話でした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
本田(プロフ) - けーままさん» ( ´∀｀ )b (6月12日 19時) (
レス) id: 75acadb94f (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - 母乳は搾乳して、冷凍ができるので、クール便待ってます！！ (6月12日 18時) (レス) id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
本田(プロフ) - けーままさん» ありがとうございます( ´∀`)こんなオチで満足いただけたかどうか謎で仕方ありませんが、本田は大満足ですので、本田も やまださんのお乳を飲みに ちょっくら行ってきます( *´艸) (6月12日 18時) (レス) id: 75acadb94f (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - まさかの理由！！これは私も思いつきませんでした…‼️さすが本田さん❗ (6月12日 18時) (レス) @page22 id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：本田
| 作成日時：2022年12月27日 17時
