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「え〜？どうしてですかぁ？ケンカ中とかぁ？」
「こんなイケメン捕まえといて、好きじゃないとか ありえないでしょ〜」
「実は、恋人が合コンに参加してたんです…。俺、たまたま その場に居合わせちゃって…。
あっちは俺に気づいてたし、俺が気づいたことも分かってたみたいだったのに、何も弁解してくれなくて…」
『っ』
……違う！誤解だよ、山田っ！！
「えっ！？彼氏がいるのに合コン！？」
「無い無い！そんな女、こっちから振った方がいいですよぉ！」
「万が一 数合わせで参加したとしても、彼氏に気づいた時点で フツー説明するでしょ！」
山田の言葉に ワンチャンあるかも！と思ったのか、ふたたびボルテージが上がった女子共。
うまいこと言いくるめて 破局に持っていこうと画策していたのだろうが、
「俺も、最初は数合わせなのかな？って思ってたんです。【大学の友達と飲んでくる】って連絡が来てたんで…。でも、何も弁解してこないってことは、もう俺のことなんて どうでもよくて、新しい相手を探すために 合コンに参加したのかなって…っ」
ぽろり、と大粒の涙を流した山田に 良心が痛んだのか
「お、お兄さん、大丈夫だって！きっと やましいことが無いから、弁解しなかっただけだよっ！」
「そうそう！それか、合コンって知らなくて驚いてたところにお兄さんを見つけて 硬直しちゃったとか！」
「絶対そうだよ！お兄さんみたいにイケメンで、気遣いレベチの男以上にイイ男がいるわけないじゃんっ！」
必死に山田を慰める。慰める。慰める。
そして良心が痛んだのは 女子共だけではなかったようで、
「そうだよ、おにいさんっ！俺だって今日、飲み会だって嘘ついて いのちゃんのこと合コンに連れてきたもんっ！」
もらい泣きした大ちゃんが 山田に向かって叫んだ瞬間、
「……貴様か、この野郎」
大ちゃんの顔は 山田に鷲掴みされ、
原形をとどめていない程 変形していた。
「ぎゃぁ――！！！ごめんなさいぃぃぃ！！！」
「犯人が分かったところで、そろそろ伊野尾ちゃんを返してもらおうか？」
この一件以来、
俺は 合コンはもちろん、飲み会に誘われることすら無くなった。
fin
飲み会だと聞いていたのに、居酒屋に着いたら合コンだった！しかも その居酒屋は恋人のバイト先で…という あるある話でした。
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本田(プロフ) - けーままさん» ( ´∀｀ )b (6月12日 19時) (
レス) id: 75acadb94f (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - 母乳は搾乳して、冷凍ができるので、クール便待ってます！！ (6月12日 18時) (レス) id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
本田(プロフ) - けーままさん» ありがとうございます( ´∀`)こんなオチで満足いただけたかどうか謎で仕方ありませんが、本田は大満足ですので、本田も やまださんのお乳を飲みに ちょっくら行ってきます( *´艸) (6月12日 18時) (レス) id: 75acadb94f (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - まさかの理由！！これは私も思いつきませんでした…‼️さすが本田さん❗ (6月12日 18時) (レス) @page22 id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本田
| 作成日時：2022年12月27日 17時
