ネオメロドラマティック(yb×in) (ページ17)

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「あんなんでイッてどうすんだよ。そんなんじゃ朝になる頃には、ココ壊れてるんじゃないか？」

笑いながらそう言うと、

つん

俺の睾丸をつつく薮。

『やんっ…』

「はは。イッたばっかりだから、やわらかいな」

つんつん指先でつつき、

それでは飽き足らず

ぐにゅぐにゅてのひらで揉みしだき、

挙句の果てには、

『あ―っ、いたいぃ…』

はむはむくちびるで甘噛みし、

愛撫なのか弄んでるのか

どっちとも取れる手つきで、

俺の自身にふたたび熱を与えていく。

「ほら、慧のココ、ぎゅーって締まってきた」

『あん、そんなとこ、舐めちゃ…』

薮の愛撫、言葉、視線、

そのすべてを要素に、

少しづつ勃ちあがっていく俺の自身。

快感に従順な反応を見せるソレがおかしいのか、

薮はニヤリと笑うと、

「慧、見てろ」

挑発するかのように、

俺を見つめながら自身を舐め上げた。

『!!』

薮の行動に、思わず震えた俺の身体。

薮の愛撫にではない、

薮のニヤリと笑った顔に。

そして、

ぽろり

涙がこぼれた。

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