執事が可愛すぎてしょうがないセクハラ少年団。 (ページ15)

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すると、

JN「じゃ、早く着替えて？」

ソファから立ち上がり、部屋から出るのかと思えば着替えを要求するソクジン様。

「じゃ、じゃあ一旦外でお待ちして頂いてもよろしいでしょうか？」

仕方なくカバンからスカートを取り出し着替えることにする。

が…

JN「いやだ。」

またもや予想外の返事をして、

1歩…また1歩と私に詰め寄ってくる彼。

「や、あの…」

反射的に後ずさりをしながら困惑する私。

ついに真後ろに壁が来て逃げ場がなくなってしまう。

JN「俺もさっき着替えてるとこ見られたしさぁ。」

JN「それに…早くしないとスケジュールに間に合わなくなるよ？？」

いつの間にか彼の手にあるスケジュール帳。

19時25分…時間を気にする余裕もないのに何故か時計に目がいく。

急がなければ他のメンバーにも迷惑がかかってしまう…

そう思い、意を決してズボンのベルトを外す私。

ｶﾁｬｶﾁｬという音が静かになった部屋に響く。

そしてズボンに手をかけると…

JN「…ッはっはっはっㅋㅋㅋㅋ」

もう堪えきれない…と言った様子で吹き出すソクジン様。

「…え、」

何がなんだか分からない私は手を止める。

JN「冗談だってㅋㅋごめんね？」

笑いすぎて涙目のソクジン様はそう言うと私の頭をクシャッと撫でる。

「じょっ、冗談て…」

その冗談を本気にしてしまっていた私は、

だんだんと恥ずかしくなってきてしまい

「～ｯ/////」

自分でも顔が赤くなっているのがわかる。

JN「ごめんってㅋㅋ部屋出るから着替えていいよ？？ごめんね？？」

そんな私の頭をクシャクシャになるまで撫で続け部屋を出ていくソクジン様。

ﾊﾞﾀﾝ

…

緊張が溶けた私はその場に座り込む。

「はぁ…」

初日から酷い目にあってもうしんどい

なんて思ってる暇はなく、急いでお風呂の支度をしなければならないのだ。

脱ぎかけていたズボンを下ろし、スカートを履く。

久しぶりに履いたスカートだが、やはり膝元がスースーしていて違和感しかない。

が、そんなのは気にせずに部屋を出る。

JN「おーっ、似合ってるじゃん。」

扉の前で待っていたソクジン様も満足したようでリビングへ戻っていく。

私も後を付いていきお風呂の支度に取り掛かる。